渡り鳥とカタツムリトップバナー100-500

車中泊マンガはじめてました。

唐突にすみません。冷やし中華はじめました風に書いてしまいましたが、タイトル通り“車中泊”のマンガがはじまりました!というか始まってます。この記事は担当編集A(以下<担A>)が車中泊マンガを熱くボソボソ独り言のように書いていこうかと思います。

この車中泊マンガは、『シャボンと猫売り』(ワニブックス刊)の著者である高津マコト先生の新連載です。ちなみに前作は猫と美少女とアクションと時々おっぱいとお尻が魅力の作品なので180度以上?ジャンルの違う作品に挑戦!という感じです。

☝全3巻好評発売中!
独自の世界観で多くのファンを魅了する、奇才・高津マコトの初連載作品で、ノスタルジックな街、猫迫(ねこはざま)で繰り広げられる冒険譚!!

そして今回の車中泊マンガのタイトルは『渡り鳥とカタツムリ』です!捕食者と捕食される側のサバイバルマンガかな?と思われそうですが、もちろん意味があります。

渡り鳥は旅。カタツムリは車中泊・移動する住居。

画像31

車中泊を前面に!のイメージにはあえてせずに、でも関係ない単語に見えても実は意味があるよ~って感じにしました。ところで「このマンガはどこで読めるの?」って思いますよね。品揃え世界最大級のまんが・電子書籍販売サイト「ebookJapan」のアプリで隔週火曜に先行配信中なんです。無料で読めるので是非是非!!

☝2話目からはアプリのみでの配信です ➡ 【ios版】 【Android版

この『渡り鳥とカタツムリ』(以下、わたカタ)は、小柄で黒髪メガネの美少女⁉渚 つぐみ (なぎさ つぐみ)が秘密基地のような車で、

渚つぐみ

タヌキみたいな愛犬 うめまよと車中泊をしながら旅をして、

うめまよ

途中立ち寄った道の駅で暗い顔をした、ゆとり青年 望月雲平 (もちづき うんぺい) と、

望月雲平

ひょんなことから出逢い・・・、そして物語が始まります。
この時点でこのマンガが気になった感度の高い貴方―― 、「note」でも第1話が読めるのでどうぞ!

企画のきっかけはYouTube・・・でした。

テーマの1つである“車中泊”ですが、最近ちょいちょい色々なメディアで目にするようになっていますよね。だけど、なんとなくイメージは「窮屈そう・・・」とか「エコノミー症候群・・・」とか考える人は多いかも、そんな人には今すぐYouTubeで、実際に車中泊で旅をしている人がUPしている動画を見て欲しいです!

実のところ<担A>が、YouTubeでソロキャンプ動画を貪り見ていた時に、車中泊で旅をする動画を偶然見かけて「なんじゃこりゃ~、ロマンの塊かよ!」と廃人よろしく動画を見漁り・・・。その熱量の矛先が突き抜けて、このマンガの企画へと繋がったのでした。

色々と見ていくうちに車中泊といっても、乗っている車は大小様々あるんですが、共通して言えるのが“居心地が良さそう”なんです。自分の部屋感が強くて安心感があるのと、子供の頃に押し入れに色々持ち込んで秘密基地を作ってワクワクしたあの感じとか・・・。『わたカタ』を読んでそういう感覚を共感してもらえると嬉しい限りです! 「マンガを見て実際に車中泊をやってみました~」なんて言ってもらえたら最高ですね~。 

初めての取材に強力な助っ人が!

共感をしてもらうにはとりあえず取材!ということで、第1話の舞台となる千葉県九十九里へ向かったのは7月の夏真っ盛りの時期。高津先生と<担A>に加え、頼もしいお二人に同行してもらいました。

まずご紹介するのは、キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしている浅井佑一さん。キャンピングカーで車中泊しながら、全国の道の駅をまわっていて、テレビでも活躍されているフリーライターさんです。弊社からも『首都圏「道の駅」 ぶらり半日旅 』という新書を出してもらいました。東京近郊からおよそ半日で行って帰ってこれる、旅先としての道の駅を厳選して紹介!手軽に読める電子版もありますよ~。

もう一人は、バイクで全国の道の駅を回り、道の駅・ご当地ソフトクリームの評論家で「ホンマでっか!?TV」にも出演した平賀由希子さんです。大船どころかコンテナ船に乗った感じで心強いです。浅井さんのキャンピングカーに乗せて頂いて、いざ出発!!

名称未設定-2

画像13

☝途中で立ち寄った、道の駅「多古 あじさい館」

画像14

☝幻のお米と言われる「多古米(たこまい)」です。

画像15

☝こちらはすぐに食べられる「多古米」のパック。

画像16

☝こちらは「多古米」で作った「たこめし」と「ほたてめし」。焼きそばも美味しそう・・・。

目印の大漁旗がかっこいい!道の駅「オライはすぬま」

移動中の車内で、浅井さん・平賀さんに色々と道の駅についてレクチャーされつつ、目的地の「オライはすぬま」に到~着。モニュメントとして飾られている「こがね丸」には実際に乗り込んで漁師気分を味わうこともできます。<担A>も!と思いましたが、小さい子供たちがキャッキャしていたのでここは我慢。

画像18

☝雨が降ったり止んだりの天気でしたが、少し晴れてきました。 

画像18

☝奥に飾られているのが名物モニュメントの「こがね丸」

画像20

☝「オライはすぬま」に来たらここ!レストラン「蓮味」

画像21

☝ババーン!人気ナンバー1の名物「いわし丼」

画像22

☝サクジュワ~フワフワ~のイワシと甘じょっぱいタレが美味しすぎる。

このレストランは『わたカタ』1話目に登場して、雲平くんとつぐみさんが出逢うきっかけとなる場所です。そして名物「いわし丼」は食べなくても見ただけでわかる、絶対に美味しいやつ!4人中3人がこれを頼みました。結構ボリュームがありましたが、気がついたら高津先生も<担A>も「もっもっ」と食べ終わってました。

画像23

☝『わたカタ』の第1話より

つぐみさんは「いわし丼」、雲平くんは「いわしフライ定食」。どちらも美味しそう。ちなみに上のコマでつぐみさんが言っている「外の売場のジェラート」は残念ながらマンガには出てこないんですが、さすがソフトクリーム評論家・平賀さんと高津先生、振り返ったら取材(食べ)してました。

画像25

☝「オライはすぬま」がある山武市は苺も有名。

画像25

☝太陽が出て暑くなって来たのでジェラートが最高に美味しそう。

画像26

☝「SUM(さん)ムシくん」くんだけど性別は不明、めっちゃ可愛い。

一行は、山武市のマスコットキャラクター「SUMムシくん」に見送られながら、マンガの中でつぐみさんの愛車であるアルビレオ号で泊っている「RVパークはすぬま」へ向かってテクテク歩く。



着いた!
近い、ものすごく近い、すぐ隣でしたw

画像27

☝右が「オライはすぬま」、左に見えるのは山武市蓮沼交流センター、その裏が「RVパークはすぬま」です。

画像28

☝ここが「RVパークはすぬま」、すごく綺麗で設備が整ってます。

名称未設定-2

画像30

RVパークは、トイレ・電源設備なども完備されていて車中泊が安心して出来るので、もっと色んな所に増えて欲しいですね。

この後は、海岸近くの駐車場で浅井さんのキャンピングカーをじっくりと見せてもらいました!カーサイドタープを設営する高津先生など色々写真も撮ったのですが、それはまたの機会に!!(あるのか?)

『わたカタ』取材は幕張メッセでも!

道の駅を取材して泊まる場所のイメージも出来たので、次はキャンピングカーなど車中泊仕様の車をたくさん見てみようと、車関連のイベントに取材で色々とお邪魔させて頂きました!まずは、国内最大級のキャンピングカーイベント「ジャパンキャンピングカーショー」です。

画像8

☝災害時にも役立ちそうなソーラーパネル仕様。

画像9

☝寄りで撮ると、もはや家!な豪華絢爛なキャンピングカー。

画像10

☝中を覗かしてもらいベッドルームに驚愕!「でかッ」、こりゃ住めますわ。

画像29

☝憧れのルーフテントでロマンを噛みしめる高津先生。

画像30

☝「カラーリングが可愛い・・・ッ」と吸い寄せられるように車を凝視している高津先生。

ルーフテントには<担A>も登ってみたのですが、車の上ということを忘れるぐらい安定感があって、秋口の肌寒さを感じながら温かいココアを飲み星ぞr・・・。高津先生はどうやら、つぐみさんが乗っている車のカラーを思案中だったようです。

さらに次は、車(カー)ならではの自由な旅(トラベル)と楽しさを提案する「カートラジャパン」へ!

画像5

☝「カラーリングが可愛いぃ~」と吸い寄せられる高津先生、まだ悩んでいる様子。

画像6

☝屋外展示でオーラを放っていた一台。渋い!

画像7

☝小さい扉からは、ご本尊・・・。ではなく満面の笑顔でお出迎えのご主人!

画像8

☝「お茶していってよ~」とご主人。「え?お茶??(高津&<担A>)」と思い中を覗くと・・・、なんと茶室でした!渋い!!(2回目)

どちらのイベントも<担A>は旅する自分を妄想し、始終ニヤニヤしながら練り歩いてました。途中、高津先生を見失いながらも、車自体がインスタ映えスポットになるのでは!?なオシャレな車から、「あれ?ここはホテルかな?」っと思うぐらい設備が整った高級キャンピングカーなど、見てるだけでテンションぶち上がりのイベント取材でしたが、写真の腕がアレ過ぎてイベントの魅力がイマイチ伝わらないのが悔しい!

また、取材には行けなかったのですが、10/4・5・6に開催していた「キャンプジャパン」では、キャンピングカーや車中泊仕様カーで富士スピードウェイを楽しめてしまう大規模な滞在型イベントが行われてました!次回タイミングがあえば是非取材に行ってみたいです。

どのイベントも時間を忘れるぐらいワクワクするイベントでした!車中泊仕様にした車はどれも秘密基地のような感じで、こんなワクワクする乗り物で時間に囚われない自由な旅が出来たらなんて素晴らしいんだろう・・・。『渡り鳥とカタツムリ』でもこのワクワクを感じてもらえればなぁと思います。

需要があれば車中泊系のイベントレポや、実際に車中泊やバンライフをしている人に「突撃!隣の〇ご飯」ならぬ「突撃!隣のバンライフ」的な感じで、自慢の秘密基地にお邪魔しての探索リポートなんかもしてみたりして?

ワニブックスnoteの責任者に「YOU、やっちゃいなよ」とOK貰えれば、やれる・・・かもッ!

兎にも角にも高津マコト先生が描く、車中泊マンガ『渡り鳥とカタツムリ』は絶賛連載中です。ちょっと興味が湧いてきた人や子供の時に感じていたワクワク感を思い出したい人は是非ご一読を!!

第1話は下記からまるッと読めます!

そして続きが気になったら「ebookJapan」のアプリで、隔週火曜に先行配信してます!もちろんワニブックスの『コミックガム』、それから「ニコニコ漫画」や「pixivコミック」でも読むことができますよ!

「オライはすぬま」で出逢った雲平とつぐみ、そしてうめまよ。第2話では何処に向かうのでしょうか?秘密基地に乗って旅する物語『渡り鳥とカタツムリ』をよろしくお願いします!

ボクらは“秘密基地”に乗って旅をする――。
道の駅で出逢った謎の美少女!?が乗る車は、まるで“秘密基地”だった!

機械部品の卸業社で働く入社2年目の望月雲平(もちづき うんぺい)。
ある日、自分のミスで取引先に迷惑をかけたことをきっかけに、誰も自分を知らない「どこか、遠くへ…」と思い悩み、ふと立ち寄った道の駅で渚つぐみ(なぎさ つぐみ)と出逢う。
童顔眼鏡で年齢不詳の彼女は、車に乗って愛犬と一緒に旅をしている絵本作家だった。
出逢う二人の日々、旅にして車を栖(すみか)とす。
車の中で寝泊まりし、時間にしばられることのない自由気ままな新しいカタチの旅が始まる――。

大人もワクワクするロードコミック、読んだらきっと車中泊で旅をしてみたくなるはず!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?