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動画初心者のINTERBEE 2021レポート

こんにちはディグゾーです。本日は11月17日〜開催しているINTER BEE2021を視察にしてきましたので、簡単にレポートさせて頂きたいと思います。レポートといいましても動画初心者のかなり偏った内容となりますので、その点ご了承いただけますと嬉しいです。

まず、感想として「行ってめちゃめちゃ良かった!」です。コロナ後、初のリアルイベントでしたので心が躍っていた点もありますが、展示している新商品をリアルに触れられたのと、業界全体の空気感を感じれれたのが大変刺激になりました。今回訪問した理由は・・

①映像業界全体の方向性みたいなものを掴みたかった
②最新の動画機材に触れ映像制作の選択肢を増やしたい

といった2点です。

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◆INTERBEE2021概要


●会期<幕張メッセ会場>
11月17日(水)10:00~17:30
11月18日(木)10:00~17:30
11月19日(金)10:00~17:00
<オンライン>
・11月17日(水)~12月17日(金)
●入場無料(全来場者登録入場制)
●対象の業種
放送事業者、放送ラジオ局、機器・製造メーカ、ポストプロダクション事業者、プロダクション事業者、映画・映像制作会社、ビデオソフト制作会社、レコード制作会社、音響・PA関連事業者、CATV関連事業者、舞台・演出・美術・照明関連事業者、コンテンツ制作関連会社、インターネット関連会社、通信事業者、コンテンツ配信事業者、施設・店舗関連事業者・官公庁・団体、商社、広告代理店、関連大学・専門学校

グリーンバックがいらない!?インカメラVFXの衝撃

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最近、社内でもグリーンバックで背景合成するような撮影シーンが増えております。ですが、被写体の顔に緑の色味が残り、色味調整をしていたら画面に写っている他の被写体の色が変色してしまい質感が失われてしまったりと、何かと苦労するのがグリーンバックのデメリットだったりします。そんな苦労がないのがこのインカメラVFX。

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インカメラVFXは「実写撮影とリアルタイム3DCG映像をLEDビジョンに描写し撮影する手法」で最新の映画やドラマの撮影で話題となっている撮影手法とのこと。端的に言うと、VFXをリアルタイムに実写に組み合わせて撮影する手法です。
このインカメラVFXですが、とにかく合成された映像が綺麗なのがポイントです。グリーンバックで苦戦しがちなペットボトルのような透明のものも、非常に鮮明にうつしだされます。「合成っぽい感」といのが全くございません。技術的な話は素人脳では理解が及ばず説明は差し控えさせて頂きますが、INTER BEEのホームページからインカメラVFXの基調講演の映像がUPされておりますので、興味がある方はそちらをご覧になると良いかもしれません。


かなり最先端な技術ですので、すぐに自社で導入するようなことはムヅカシイいですが、小さなものであればテレビモニターを活用して撮影したらどうなるんだろ・・!?とか疑問も湧いてきたりしました。(背景合成というかモニター背景になりますが・・)今度実験してみよう!


あらゆる角度のカメラワークを実現してくれるCパンアームⅡ

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動きのないFIXカットに陥りがちな今日この頃。じわーっとゆっくり動いて、雰囲気よい絵が撮れるスライダーに興味津々なのですが、そんな中、目に止まったのが銀一ブースに展示されていた9.SOLUTIONS(ナインドットソリューションズ)の『C パンアーム Ⅱ』。ブームアップ・ダウン、スライドという直線的な動きだけではなく、ブーム+ティルト、スライド+パンなどの曲線的なカメラ操作も可能という優れもの。1点気になったのは、アームを支える三脚はかなりしっかりしたものでないと支えられませんので、三脚も含めますとかなりの金額になりそうです・・使ってみたいなぁと思った逸品です。


あのデモンストレーターに遭遇! 三脚からレンズのご担当に!?

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帰ろうとしていたところ、どっかで聞き馴染みのある声・・ふっと声のする方に視線をやるとワイシャツ姿のサラリーマンの姿。「あっ、間違いない・・田原さんだ!」。そう、田原さんと言えばSLIKの三脚デモンストレータでめちゃめちゃ丁寧な解説動画をUPしてくれているありがたいお方。ケンコートキナがZEISSレンズの国内の販売代理店になり、その担当が田原さんになったそうな。今後はZwissのデモンストレーションを色々やってくれるそうです。今、先着でZEISSの対象商品を買って、キャンペーンに応募するとピークデザインのオリジナルストラップが先着200名にもらえるんだとか!ZEISS好きな方は是非この機会にいかがでしょうか!? 


まとめ 

おいおい。もっとレビューすべき内容あるだろうと…言われてしまいそうですが、会場雑観を以下にのせておきますのでお許しお〜、、あと、本日19日でイベントは終了ですが基調講演などはオンラインで12月17日までみれるますので、興味のある方は見てみてください!めっちゃおススメです!!

さて、今回のINTER BEEの視察ですが、個人的にとても収穫がありました。最新技術であるインカメラVFXが期待値が高く業界全体の熱量を感じた点。そして、様々な最新アイテムに触れたことで動画制作の選択肢が増え、進むべき方向性みたいなものが(漠然とですが)見えたような気がしました。つい日常の業務に追われがちになりますが、このような見本市はモチベーションを高めるためにも定点観察して行けたらと思います。

会場雑観

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↑プロの撮影風景を盗み撮り:ケージの組み方勉強になります!

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↑SONYとCANONブースは入場制限しており、整理券が配布終了しており断念しました。。

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↑ATOMOSのNINJAシリーズ:左が通常の映像、右がLUTを載せた状態の表示

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↑NANLITEの演出照明パボチューブ:お姉さんの左側に青、右側に赤いライトが設置されてます。目線をいただいたのですが緊張してブレてしまっております。。

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↑DJIのジンバルシネマカメラ「Ronin 4D」:発売前で体験待ちの長蛇の列ができておりました。


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