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予実管理市場を掘り起こしていくために、必要な広報とは

DIGGLE株式会社は、「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる。」をプロダクトビジョンに、迅速で質の高い意思決定を支援する経営管理プラットフォーム「DIGGLE」の開発・提供を行っています。

現在の累計調達額は約10億円に到達し、事業も組織も急成長しているDIGGLEでは現在広報ポジションの採用を積極的に行なっています。今回は、DIGGLEの現在の状況や、なぜ今広報が必要なのか?などについて代表山本にお話をお伺いしました。

予実管理、経営管理のDX化をもっと必要不可欠なものに

ーーまず、DIGGLEの事業が解決したい課題を教えていただけますか?

今の日本では、営業領域や人事、会計などのバックオフィス領域ではDXが進んでいますが、私たちが挑んでいる経営管理領域ではまだまだDXが進んでいません。多くの企業様はExcelやスプレッドシートといった表計算ツールでその業務を行っています。

特に上場企業だと、業績予想の開示については義務ではないものの90%以上の企業が業績予想を開示している事実があります(注)。また、業績修正については売上高であれば10%以上、利益であれば30%以上の差異が生じた際には速やかに発表するという義務があります。

(注) 株式会社東京証券取引所 2022年6月3日「2022年3月期決算発表状況の集計結果について」参照

予実管理表はその差異を把握するために使われます。予実管理業務はIRに直結する業務なのです。そして、より事業運営の観点にフォーカスすると、計画に対する現状の差異を正確に可視化して、精度の高い予測をしないと事業の次なる施策を立てられません。正しい情報に基づかないと精度の高い予測はできませんし、精度の高い情報に基づかないと正しいネクストアクションを導くことはできないということです。そう考えると予実管理業務、及びシステムとは企業経営のインフラといえます。しかし、その予実管理は企業ごとにオリジナルのエクセルシートで管理している場合がほとんどです。あらゆる業務がシステム化、クラウド化していく中、企業経営のインフラである予実管理だけがエクセルであり続けることはありえません。変わるタイミングがいつになるかは分かりませんが、そのきっかけを起こすのがDIGGLEでありたいと考えています。

ーー続いて、現在のDIGGLEの状況について教えてください。

DIGGLEは現在シリーズAを終えたタイミングで、累計調達額が約10億円に到達しました。シリーズBに向かう中で、しっかりステークホルダーの皆様の期待に応える成長が求められているフェーズに差し掛かっています。そのためメンバー全員で会社を成長させていかないといけません。

我々はSaaSプロダクトを展開しているのですが、よく言われているようにSaaSを少数精鋭で伸ばすことは難しい。組織が大きくなることを見据え、必然的に企業文化の浸透、採用の強化、人事評価制度といった組織や人を強化するための投資をしていく必要があります。

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広報と一緒に市場を掘り起こしていきたい

ーー現在は広報の採用に注力しているとのことですが、その背景を教えていただけますか?

予実管理、経営管理システムに対する市場の認知はとても低いのが現状です。その一つの証拠が私自身の実体験でもあります。現在、DIGGLEで採用している多くのカスタマーサクセスメンバーは経営管理や経営企画の経験者です。いうなれば、私達のお客様になり得る仕事をしていた人たちです。彼女たち、彼らとの面接の場でDIGGLEの事業領域やプロダクトの話をするわけですが、残念ながらメンバーのほとんどが予実管理のシステムがあるということを知りません。「DIGGLE」を知らないのではなく、予実管理業務に特化したシステムが存在することを知らないのです。
だからこそ、意義を見出してDIGGLEにジョインしてくれていますが、予実管理システムの認知って全然足りていないんだな、まだまだ伸びしろがあるなと感じる瞬間です。私は予実管理や経営管理の重要性や認知を広げていきたいと強く感じています。そして、それができるのは広報の力だと思っていて、広報の役割は短期的にリードを取るのではなく市場の認知を上げていく。広報にはそんな役割を担っていただきたいと考えています。

予実管理や経営管理に課題を感じている人はたくさんいらっしゃいます。ただ、その領域を解決するサービスが認知されておらず、自分たちでどうにかしようとしてしまう。そういった方々に向けて、広報の力で予実管理や経営管理領域に対応できるプロダクトがあるということ、そのプロダクトがいかに社会的意義があるのかを伝えていきたいですね。

ーー広報にはどんな方にジョインいただきたいですか?

社会的な課題に関心を持ち、その課題とDIGGLEの価値を紐づけられる方と一緒に仕事がしたいです。ひとつの大きな方法として、広報はメディアとのリレーションを築くことも大事な仕事です。

メディアは、有意義な情報を世の中に伝えることがひとつのミッションです。あるニュースがあったとします。そのニュースを世の中に伝える必要が発生したときにメディアを通じて報道されるのですが、そのニュースをわかりやすく伝えるための追加情報だったり、より広く、あるいは深く理解を促すための情報を記者さんは求めているわけです。ニュースに対する切り口としてDIGGLEだったり、予実管理だったりといった情報が有用であればその情報を記者さんは欲しいはずです。様々な社会課題にアンテナをはり、いかに当事者意識を持って理解することができるか。それを言語化し伝えられるかがとても重要です。「予実管理が」「DIGGLEが」が主語ではなく、社会課題を主語にこの事業だったらそれを解消できるというのが一致するからこそメディアに掲載いただける。そう考えられる方にジョインしていただきたいです。

DIGGLEの広報は予実管理や経営管理の市場を社会に広め、DIGGLEの存在価値を知ってもらうことがミッションです。そこに付随して、結果的にリード獲得や営業の案件につながるという流れが理想ですね。

ーー未来の広報に向け、伝えたいことはありますか?

広報は会社の顔です。そして、世の中に私たちのサービスの価値を伝えていく仕事は経営の役割でもあります。なので、この仕事は私のミッションでもあります。私と一緒に誰よりもプロダクトに誇りを持ち、熱量高く社会にDIGGLEの価値を広めてほしいと考えています。DIGGLEでは「誠心敬意」というカルチャーを大事にしているので、敬意をもってあらゆるステークホルダーと連携をとり発信を続けていただきたいです。

予実管理や経営管理の市場は見えているが、参入する難易度が高くこの領域を解決できるサービスはまだまだ少ないです。また、予実管理のDXが世の中に与えるインパクトも大きい。この市場を広報の力で掘り起こしたいという方、ぜひエントリーお待ちしています!

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