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【健康】運動はどれくらいやるといい?週1回でも効果あり?

管理栄養士のあやです。今回は健康づくりのための運動についてお伝えしたいと思います。

運動は、少しずつするかまとめてするかどちらが良い?

1週間でまとまった時間をつくり集中的に運動するよりも、こまめに毎日行った方が、より効果的であることが明らかになりました。この研究は、エディス コーワン大学の運動・スポーツ健康科学部や西九州大学リハビリテーション学部が、新潟大学と共同で行ったものです。

適度な運動をほぼ毎日行うと筋肉の厚さと筋力が増加

新潟大学と西九州大学と共同で、36人の健康な若年成人に参加してもらい、4週間の筋力トレを中心とした運動に取り組んでもらい、筋肉と筋力の変化を比べる実験を行った。運動強度、回数を3つのグループにわけて比較した。グループ①には、6セットのトレーニングを週に1回行ってもらい、グループ②には、6セットのトレーニングを週5日行ってもらい、グループ③には、6セットのトレーニングを5回、週に1日行ってもらいました。
その結果、グループ③では、筋肉の増加の指標となる筋肉の厚さは5.8%増加したが、筋力の増加は示しませんでした。グループ①では、筋肉の厚さと筋力に変化はみられませんでした。
一方で、6セットのトレーニングをほぼ毎日行ったグループ②は筋肉の厚さが増加しただけでなく、筋力が10%以上大幅に増加していました。

筋肉量の減少は病気のリスクを高める

筋力トレーニングを含む運動は、適度な量のものを毎日行うと、筋肉を増やし、強くするために、より効果的であることが示されました。
無理に運動ジムに通う必要はなく、自宅で1日に1回~6回、ダンベルをゆっくりと上げ下げするといった適度な運動を毎日するだけで効果を期待できます。
今回の研究では、上腕二頭筋の筋トレのみでしたが、体の他の部位の筋肉についても、同じような効果をえられると考えられています。
私たちの健康にとって、筋肉を強く維持し、加齢にともなう筋萎縮を防ぐことは大切です。筋肉量の減少は、心血管疾患、2型糖尿病、がん、認知症、骨粗鬆症、フレイルなど、多くの慢性疾患のリスクを高めますと結論づけられています。

わたしもダンベルが届いたら毎日頑張ります。

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