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【管理栄養士が解説】お酒をノンアル飲料に変えるメリットとデメリット

管理栄養士のあやです。あなたはノンアル飲料にどのようなイメージを持っていますか?『お酒を飲むより体に良さそう』『車の運転があるときに飲むもの』など様々なイメージがあると思います。私はお酒が大好きでしたが妊娠をきっかけにノンアル飲料を愛飲するようになりました。この記事ではノンアル飲料のメリットとデメリット、最後におすすめのノンアル飲料についてお伝えします。

ノンアルコール飲料とは

「アルコール度数1%未満=ノンアルコールドリンク」と定義されています。
最近は、0.00%のノンアルコールビールなども販売されていますが、0.00%でなくともアルコール度数1%未満の飲み物は全てノンアルコールドリンクといわれています。
では、ノンアルコールドリンクには、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

ノンアルコール飲料のデメリット

①味が物足りなく感じる

ノンアルコールビールに言えることですが水っぽい、味が薄いといった物足りなさを感じることはないですか?
日本の主な製造方法は、”最初からアルコールを生成させない方法”。
日本の法律では、ビールを製造した後にアルコールのみを抜くと、通常のビール同様の酒税がかかることになっています。また、酒税だけでなく、アルコールを抜くために必要な設備は高額となります。そのため、日本で作られている多くのノンアルコールビールは、本物感が薄れてしまうんです。
一方、海外で主流な製造方法は、いわゆる”脱アルコール製法”。
通常通りビールを製造した後に、アルコールのみを抜く方法です。この製造方法であれば、ビール本来の風味や香りを残しながら、ノンアルコールビールを作ることが出来ます。
ビールは食事の楽しみの一つですから美味しいと感じる一杯にしたいものですよね。日本製造のノンアルビールでもいろんな種類のノンアルのビールを飲めるようになりたいですね。

②種類によって糖質量が多い、添加物が入っている

ノンアルコール飲料には本物の味わいを付けるために、様々な人工甘味料が含まれています。
一本だけで健康に害があるわけではないですが、多量に摂取すると、味覚の異常、アレルギーや発がん性などのリスクに繋がる可能性があるといわれています。
成分表示を確認することで安心して飲むことができます。

ノンアルコール飲料のメリット

① 低カロリーのものが豊富

0カロリータイプ、カロリーオフタイプが豊富でダイエットに最適です。ビールやチューハイなど飲み物のカロリーはダイエットには大敵です。アルコール飲料より気にせず飲むことができます。

②ノンアルコールビールには安眠、リラックス効果がある

ビールの苦みや風味を再現するための原料であるホップには、鎮静作用があり、リラックス効果が期待できます。また麦芽に含まれるGABAには、副交感神経を優位にする働きがあり、安眠効果やいびき改善効果があると言われています。
通常のビールを飲むと、アルコールの血中濃度が高まるため、神経活動が弱まり、寝付きが悪くなりやすい傾向にあります。
そのため、寝付きが悪い方などは、ビールからノンアルコールビールに変えると、安眠効果やリラックス効果を得られやすいでしょう。

おすすめのノンアル飲料3選

①龍馬ビール

ノンアルビールをいろいろ飲み比べてみてやっと納得いく味わいに出会えました。
多くの商品は人工甘味料が入っているため独特の苦味がありますが龍馬ビールはスッキリした味わいで麦芽のうまみを感じます。アルコールや添加物を気にすることなく美味しいと思えました。箱買いして食事の時の楽しみにしています。

②よわない檸檬堂 

定番檸檬とほとんど変わりない味に感じます。ノンアルコール酎ハイは人工甘味料が含まれることが多いですがこの檸檬堂は入っていないことも嬉しいポイントです。

③ノンアルコールスパークリングワイン

しっかりシャルドネ、カベルネの味わいを感じられるノンアルスパークリングワインです。パーティーの乾杯にはこのスパークリングワインが欠かせません。

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