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「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」ムーミンママに教わるナチュラリズム

あらすじ

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ムーミンのガールフレンド、フローレンは地中海沿のリビエラに憧れていた。

冒険大好きなムーミン一家は小舟に乗ってリベエラに行く!

嵐を超えてリベエラにやってきたムーミン一家はそれぞれが好きなように楽しむ。フローレンはバカンスで知り合ったセレブとデート。ムーミンパパは貴族と親しくなり、ある事ない事を自慢げに話す。

しかし、ムーミンとムーミンママはセレブな生活が合わないようで、小舟で野宿生活。バラバラになってしまったムーミン一家の絆は再生できるのか...


ムーミンママに教わるナチュラリズム

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この映画には金持ちの芸術家が登場する。

ムーミン一家のサバイバル生活に憧れて、共に野宿をしながら芸術的センスを養おうとするシーンがある。私はこの芸術家の気持ちがとてもよくわかる。

ある種ファッションだ。もしくは承認欲求の塊だ。

誰かに勇敢な人だと尊敬されたい。苦労話を自慢したい!

恥ずかしながら、自分をよく見せたいという欲求から非合理的な行動をしてしまう。

一方ムーミンママのナチュラリズムは心が病みやすい現代社会に必要なマインドだと思う。

居心地のいい生活ができているのであればそれでいい。いくらお金があっても生活水準の位を争っても一生幸せにはなれないだろう。なぜなら上には上がいるし、下には下がいる。

この映画を見ていると、とある心理学を思い出した。

世界的名著「嫌われる勇気」は読まれただろうか?

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ムーミンママはまさにアドラー心理学の極みである!