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ダイエットに無理な食事制限をしてはいけない理由

ダイエットといえば食事制限をしないといけないというイメージが強いと思いますが
〝無理な食事制限〟では痩せることはできません!

私の考える〝無理な食事制限〟を例に挙げると
「白米は絶対食べない」
「3日間何も食べない」
「毎食サラダだけにする」みたいな感じです。

私の考える痩せるというのは
筋肉をなるべく落とさずに体脂肪を減らす事〟なので
筋肉を落とさない生活を送ることが重要です。

つまり無理な食事制限で体重を落とすのではなく
筋肉がしっかり作られるような食事管理が必要になってきます。

食事制限をしても痩せない理由は「筋肉が作られにくいから」というのも理由の一つですがそれ以外にも理由があります。

それは痩せたとしてもリバウンドしてしまう可能性が高いからです。
実はダイエットをした8割の方がリバウンド経験があると言われています。さらに運動をせず食事制限のみでダイエットした方はよりリバウンドしやすいと言われています。

無理な食事制限でリバウンドしてしまう理由は大きく分けて3つです。

1つは【食事制限をすることで急激に体重が落ちる】からです。
単純に考えると摂取カロリーを制限すれば、最初は体重が落ちやすく効果を実感できると思います。しかし体重が落ちるからいいと考えてはいけません。
人間の脳はできるだけ変化をしないように働く作用があると言われており長期的に維持された体重の値を記憶しており急激な増減であればあるほど反動で戻る力も強くなると言われています。
そのため、急激に落ちた体重は食事制限をやめた途端に元に戻ってしまうのです。
せっかく痩せたのに、ダイエット前の食事に戻したらダイエット前より太ってしまったというケースも少なくありません。

2つ目は【摂取カロリーが少ないと体は省エネモードに入る】からです。
無理な食事制限をすると栄養不足の状態となるため脳が必要な栄養が足りないと生命の危機を察知して消費エネルギーを節約しようとします。
食べる量を減らし摂取カロリーを少なくしても消費してくれるカロリーも少なくなってしまうので【食べていないのに痩せない】太りやすい体になってしまうのです。


3つ目は【満腹を感じるホルモンの分泌が減少する】からです。
食事制限をすると満腹を感じ取るレプチンというホルモンの分泌が減少すると言われています。
このレプチンの分泌が少ないと、なかなか満腹を感じられず食べ過ぎてしまったり、空腹を我慢しないといけないためストレスを感じてしまいます。
急激に体重が落ちても脳の働きにより
体重を元に戻そうとしたり消費カロリーを減らすように作用したり
満腹を感じるホルモンの分泌が少なくなってしまうという理由から
急激に体重を落とす無理な食事制限はオススメしていません。
しかし、ダイエットをするにおいて食事管理をすることはとても重要なことです。

そこでリバウンドしないために気を付けてほしいことは
・体重を徐々に減らすように目標設定すること
・過度な食事制限(一時的にしかできないようなもの)はしない
・栄養の偏りがないように摂取カロリーを控える
・筋肉を落とさないように3食しっかりタンパク質を摂る
というのがリバウンドしない太りにくい体質にならないための第一歩です。
ダイエットをイベント感覚で行ってしまうと早く体重を減らすことばかり考えて無理な食事制限に陥りがちです。
短期間で痩せようとせず少し長い時間をかけてリバウンドしないようにダイエットする方が
結果的には早く痩せることができると思います。

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