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タッチは全てに通ずる


今日は私の学びの共有。

日本腸セラピー協会で腸セラピストとして活動する傍ら、JABC認定のベビーマッサージ講師としての活動を行っています。

腸セラピーと赤ちゃんに触れる姿勢って
すごく似ているな〜と思っていて、

ベビーマッサージで得た知識を腸セラピーへ。

腸セラピーで得た知識をベビーマッサージへ。

学びと還元を繰り返しながら、
すこしずつわたし自身パワーアップしています。

先日、わたしのベビーマッサージの先生ゆみさんの講座を受けました。

ゆみさんは、赤ちゃんを愛する気持ちが溢れる方で、

お話を伺っているだけでとっても幸せな気持ちになっていきます!

講座中、
全てのお話がとっても勉強になったのですが、

特に今のわたしに改めて刺さった!!
と思ったことは

「 タッチは全てに通ずる 」

そんな学びと気づきを
まとめていきたいと思います。

タッチは全てに通ずる

子育ては悩みが尽きないもの。


私は子育てをはじめてまだ1年の
新米ママですが、

それでも、
たくさんの壁にぶち当たってきました。

  • ミルクを飲んでくれず、色々試した時期。

  • 保育園とお仕事の両立。0歳児から保育園に預けることへの罪悪感。

  • 保育園で定期的にもらってくるお熱や嘔吐の対応でヘトヘト。

  • 夜泣きで夜寝た気がしない。

などなど。

解決した!と思っても現れ続ける困難に、これ終わりがないんじゃないのと思ってしまう日も。

疲れてくると、やっぱりイライラや不満が溜まっていきます。

そんなときに、心の支えになったのが、ベビーマッサージという身体に触れるタッチの時間。

ちょっとつかれてイライラしちゃった時も、
悲しくなった時も、
子どもがぐずって収拾がつかないときも、

心を込めた抱っこやタッチをしていると、
私も子どももお互いにずーっと心が晴れていくのが感じられたのです。

また、息子は私に似たのか、
かなり人前で緊張する内弁慶タイプ。


よくカチコチになっている息子を、優しくふれるとホッとしたような顔になって、だんだん、お顔のかたさがとれ、落ち着きを取り戻してくれます。

ゆみ先生は、

どんな本に書いてあるテクニックや教育よりも、

タッチは本質的なこと。
条件なしに、あるがままの自分を
受け入れてくれている

それを感じられることが、タッチのよさなのだとおっしゃっていました。


良いタッチは人との心地の良い関係をつくる

タッチによるよい影響は、

  • 身体の健康増進

  • オキシトシン(別名 愛情ホルモン)の発生
    による人とつながるという安心感

  • 自己肯定感の向上

他にも色々ありますが、

いいタッチを続けていると、

自分と他人との健全な境界線を
もつことができる

というのが、案外知られていないもう一つの利点。

自分が思い通りに
コントロールするものではないこと。

望まないタッチに対して、嫌といえること。

それは、大きくなった時の人との心地よい距離感の作り方や、性教育にも良い影響を与えてくれます。

いいタッチ、不快なタッチ

いいタッチとは

  • 目をみて、許可を得てすること

  • 望みをきくこと

  • 丁寧にふれること


それができていると
お互いにとって心地よいタッチとなり、

自分で望みを言っていいんだ!

いやと言っていいんだ!

ちゃんと受け入れてくれるんだ!

と安心しながら、自分が心地よいと思うコミュニケーションの取り方が身についていくのです。

逆に、悪いタッチ(不快なタッチ)もあります。

不快なタッチとは、いいタッチの逆。

  • 許可のないタッチ

  • 望みを聞かないタッチ

  • 丁寧ではないタッチ


忙しいママにとって、
子どものお願いがすぐに聞けないときもあり、

待って〜!

後にして〜!

と使ってしまったり、無意識に、支配的に、
また邪険に扱ってしまったりすることもあるな〜と痛感しています。

私達にとっては、
一瞬と思えるような数分の出来事でも、
子どもにとっては数ヶ月生きた中の長い時間、
心に残ることも多いんですよね。

自分自身が子どもだった頃があるはずなのに、
すぐに忘れてしまいます。反省、反省。


マッサージのときだけでも、

意識的に、子どもを1人の人として尊重し、このいいタッチを使って触れ合っていくと、

普段からお互いに、
人として大切にする感覚が身についていく


お互いの言い分やしたいことを尊重し、
親子関係がとってもよくなる

ことにつながるのだそうです。

心地よいタッチを主張できる息子に


悪いタッチについて、最近のできごとに心当たりがありました。

私は普段、毎日寝る前に息子とじゃれあいながら
マッサージをしています。

息子はにこにこしながら、受け入れてくれて、
ゴロゴロして、
だんだん眠くなり寝つくというのが、
いつものパターン。

ですが、息子を実家に連れ帰っていたとき、
夜になってもすごく大興奮で遊んでいたので、
便乗して、
こしょぐり大会みたいなのをやっていたのです。

最初は楽しそうにしていたのですが、

だんだん、顔が険しくなり、
最後は泣き出してしまいました。

今日ゆみさんはこの変化を
なんか嫌な感じがする「 とまどいのタッチ 」
そして、
拒絶の「 不快のタッチ 」とおっしゃっていました。

息子が泣き出してしまった時、私はハッとして、

「 ごめんね、◯◯くんは好きじゃなかったね、
嫌だったんだよね。 」

と言ったら、
そうだよ!という非難の目をされながらも、
すっと泣き止んだ息子。

反省しつつ、

息子が普段、
マッサージのタッチを受け入れてくれていたこと、
そして嫌なタッチに対して、
ちゃんと意思表示ができることに、

「 よかった、ありがとう! 」

という気持ちになりました。

まとめ

触れること タッチとは、
それ自体の効果、
またタッチにもいろいろな技術もありますが、

本質的に

ただ心地いいかどうか感じる

受け入れられていることを感じる

相手に気持ちを伝える

ものであり、
それこそが人が本来1番求めるものだと思います。

今回はキッズやベビーむけの学びですが、

大人になってからも、必要であり、
サロンでお客さまのお腹をふれていると、
まだまだ足りていないと感じることがあります。

タッチは全てに通じる

セラピストとしてもこの気持ちをもって、

お客様を満たしていきたいな〜と思います。



今回わたしが受けた講座は

「 親子の幸せタッチケア講座 」

ベビーマッサージお教室で、
大人気のゆみさんの講座です。
現在出ている日程は、全て満席になっていますが、

今後の日程が決まった際の優先受付や、キャンセル待ちの受付もあるそうですので、ご興味ある方はぜひみてみてくださいね!

子育ての色々な経験談、また根拠に基づいた理論のもと実践的なタッチケア方法をしることができます☺️

  • 子どもの成長により、以前とふれあい方が変わってきた

  • 保育園、小学校入学など環境が変わって精神的に不安定

  • 親子関係に悩んでいる方


にとってもおすすめです。

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