The hole、Youtubeの価値
今King Gnuの「The hole」という楽曲のカラオケを作っています。
ものすごく切ない曲です。初めてMVを見た時、衝撃でした。
楽曲自体は…芸術です。。
でも音源的には、割と簡単に作れるんじゃないか?と思ってました。
なんせギターが入ってないので、楽かなと。
なーんて思っていた時期が僕にもありました( ;・・)
ストリングスだけですでに20トラックくらい使ってます。
とりあえず一通りの素材は打ち込んだつもりなので
これからブラシュアップしていきます。
僕がそもそもYoutubeにカラオケ音源をアップし始めたのには
いくつか理由があります。
①歌いたい人が多いので需要があると思った。
②カバーする事で、アレンジ力、ミックス力をつけたかった。
③無名の人間が動画サイト上でオリジナル曲をいくつ発表しても
聴いてもらえる数には限界があると思ったので、まず
「既存の楽曲を高い精度で再現できる人」として
ある程度認知度を上げたかった。
クリエーターにとって、Youtubeは何よりのアピールの場です。
そこで練習がてらカバー曲を公開し、運が良ければ仕事が入り、
ファンを獲得でき、歌い手さんとも繋がれ、規模が大きくなれば
収益化もできる、僕の様な人間にとっては一石五鳥くらいの場所。
順調すぎるくらいのペースで今進んでいます。
さて、ストリングスは、Vienna Chamberをメイン的に使ってます。
普段はそれに重ねる形でCine Stringsを使ってます。
Viennaのはかなりドライで固い質感なので、
Cine Stringsのウェットさを足す感じです。
今回は数が多いからどうしようか今迷ってます。
僕は毎回大体同じ機材を使っています。
新しい機材を増やせばバリエーションは増えるけど、
機材の扱いをその都度把握したり覚えたりするのも結構な手間です。
特にエフェクト類ですが、追求し出したら
とんでもないお金と時間を使う事になります。
僕はミックスが苦手ですが、苦手ゆえに
かなり割り切っています。
ミックスに何日かけようが、スタジオの良い機材や
腕の良いエンジニアさんには敵わないからです。
音質を追求する事は自分にとって楽しい作業ではないし、
自宅で完結させるには、ある程度の所で良しとする
判断も必要だと思います。