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「ザ・クラウン」シーズン4 今回もなかなかな圧だった

毎回新シーズンが公開されるたびに観てるNetflixのドラマ。

ザ・クラウン

シーズン4が11月にリリースされましたので、先日観ました。

あらすじなどは以下のリンクをご覧下さい。

シーズン1から観続けていますが、シーズンが進むたびになんていうか

「圧」が凄い

ドラマなんです。歴史から伝統から人間関係から、演技も凄いし演出も強い。

もう観終わるたびにヘトヘトになるっていう。

 特に現代に近づいてきて、私でも知る人物が出てくるとさらに圧が強まります(笑)

今回はいよいよこの方が登場。

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誰もが知る悲劇のプリンセス、ダイアナです。辛いよね、ほんと。

と、リリースされた後もなかなか腰が上がらず、年明けムードが抜けてきたあたりで「えいっ」って感じで見始めました。

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で。3話あたりまでで既にだいぶ圧が(笑)ダイアナがどうしても主役になってしまうのでチャールズの無神経ぶりがほんとヤバい。相変わらずジョシュ・オコナーが怪演です!

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ダイアナを演じるエマ・コリンも似てました。注目を浴びる役だし、大変だったんじゃないかな。

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それに加えて、今シーズンの首相、サッチャーがまた強烈キャラ!前の首相が思い出せない(笑)

私はサッチャーのことはあまり知らないのですが凄く似てたらしいです。怖いくらいの堅物で男より強いくらい。まさに「鉄の女」って感じで女王にも凄い強気!ジリアン・アンダーソンも演技凄かったです。

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このドラマ、ほんとエリザベス女王の影が薄くて(笑)オリヴィア・コールマンはうまいんですけど、他のキャラが強烈もいいとこだし、女王はもう見守るしかないって感じですもんね。

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7話ぐらいまで来ると、この二人の状況がもうどうしようもなく辛くて。ダイアナが悪い訳ではないんだけど、チャールズの器が小さすぎて完全に釣り合わない。。。ダイアナが女王に会って抱きつくまでの必死ぶりが苦しくて切なかったです。

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オフショットでも見てほっこりでもしなきゃ辛すぎる(笑)

ダイアナ妃は拒食症、チャールズ皇太子はますます不倫まっしぐら。有名な話ですが、知ってても最低すぎる。。。

どうしでもダイアナ寄りの内容になってしまうのは仕方がないけれど、

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カミラにせっかく今注目のエメラルド・フィネル起用してるのだから、もうちょっと彼女も観たいなと思いました。カミラは決して褒められた人ではないけれど。

エメラルド・フィネルはドラマ「キリング・イヴ Killing Eve」シーズン2では製作総指揮・脚本を務めており、初監督したこの映画は現在絶賛されてます。私もめちゃ楽しみにしてる。絶対観ます!!

私のお気に入りキャラ、マーガレット王女が苦しんでる回もなかなか辛かったな。演じるヘレナ・ボナム=カーターは相変わらず最高でした。

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この事は私知らなかったので、ちょっとびっくりしました。

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最終話まで観終わって、やっぱりヘタりました。ついに出てきたダイアナをどう描くか気になっていたけど、それほど彼女にはベタつかず細心の注意を払って描いていたと思います。

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だからこそ余計にこの結婚の失敗が首絞められるかのように伝わりました。近年ここまで丁寧に結婚の破綻を描いたドラマも珍しいと思います。本当に全員が不幸。
チャールズの妻への嫉妬と執拗な無視やカミラへの執着。酷すぎますね、やはり。

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面白いんだけど、基本女王は見守る役目だから印象に残りづらいシーズンだったかも。これから起こるさらなる悲劇がな。。。

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キャストもまた変わるし、次シーズンにゆっくり備えたいと思います。



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