#16
懐かしい道を歩いた。
懐かしいといっても、4ヶ月くらい前まではよく歩いていた道。
一年半くらいお世話になっている整骨院に行った。
去年もしていただいたのだけど、
またお誕生日のボードを飾って下さっていた。
帰りにチョコレートのおまけ付き。
ここの先生はみんな優しくて明るいので、
一年半前いろいろ大変だった時期に心身ともに本当に支えていただいた。
今はもう独立されてるけど、一番最初に担当してくれた先生からは特に温かな感情をたくさん勉強させてもらったような気がする。
そんな気持ちで自分もまだ頑張れるかもしれない、
変えることができるかもしれないって
自分にも誰かにも優しくなれた時期だった。
そんな時によく歩いた道。
仕事が変わって、あまり通ることもなくなったけど
やっぱり好きな道だなって感じる。
思い出があるからかな。
時間が経って、
何もかもが上手くいってるわけではないし、
あの時の優しい気持ちや自分を大切にする気持ちも少し薄まってる気がするけど、何度でも思い出しているんだ。
些細なことに幸せを見出せるその確かな感覚は、
失くしたくないからね。
おかしなネガティブの中にずっと自分を見てきたから、それが取り払われた時、
本当の自分がどういう人間かたまに分からなくなってくる。
始めることよりも、続けていくことの方がずっとパワーがいるなぁ。
考えたく無いような問題も、この先の自分を良くしていくために必要なら考え続けていかなくちゃ。
***
もうすぐ梅雨が明けて、本格的に夏が到来しますね。
夏休みも始まってる。
なんてことない時間に全てが詰まっていた、
子供の頃の夏の記憶は、
青く 快晴で 途方も無いくらい空が高かった。
そんな日を、一人きりで見つめていた時間を思い出す。
私にとって、誰かと過ごした幼少の思い出より
夏の中にひとりを感じた心が今もまだ名残のようにここにあって、
創作の軸に夏が多いのはそういう理由なのかもしれない。
夏ってなんだか、切り離せない。
今日はどんな日でしたか。
また、明日。
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