解離性同一性障害のきっかけ①

ナンバリング増えすぎじゃない?私もそう思います。
きっかけ、ということで個人個人が生まれてしまった理由を、思い出せる範囲で描こうと思います。
前提として、私にはほとんどの記憶がありません。歴史の授業であった年表のように、「2000年にこんなことがあったな」とか「弟が生まれたな」とかそういう事象は覚えていても、詳細がわかりません。ので、ちぐはぐかもしれません。お許しください。

昔の話です。小さい、まだ幼稚園だったと思うのですが、母親と一緒にスーパーにいました。母親とは小さいころは疎遠で、彼女は仕事からほとんど帰ってこない父親と生活リズムを一緒にするため、そして生活のために内職をずっとしていて私とは昔からかかわってくれませんでした。でもそれはしょうがないことなので、割愛しますね。
そんなわけで、小さな私は、母親に買い物の中でも甘えることに抵抗がありました。手をつなぐのも、申し訳なくて、怖くて。

なので、暇だったんでしょうね。
お肉コーナーとかに、見栄えをよくするためかなあとは思うんですけど、鏡のような、アルミのようなものが設置されていて、そこに映る自分が「双子の妹だ」と思うようになっていました。
いや意味わかりませんよ。自分でもこう描いていて正直ちょっとヤバいとは思うんです。

でも、それからずっと、どこに遊びに行くのだって
双子の妹が頭の中にいると思っていたんです。
喋ってくれるし、一緒に怒ってくれるし、たまには励ましてくれるし、泣いてくれる。大好きな家族が頭の中にいました。

イマジナリーフレンドだとは、知らなかったです。
またそれが、今後確立して、人格として一生私と縛られるとは思っていなかった小さい頃の思い出です。

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