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My Season

── 題して「私の季節」と、何の工夫もないタイトルを入れてみる。
とは言え私にとって今年の秋、次の11月はとても大切な分岐点なので、一日一刻一瞬を静かに慎重に過ごしている。

もうけっして若いとは言い難い年齢の私だが、この夏から毎日朝起き抜けにハニーレモンを飲み始めたせいなのか、以前よりも持続力が増した気がする。直ぐに息切れしてふぅふぅ言いながら自転車に乗って買い物から帰ることが多かった私だが、気付くとここ一週間程その疲労を忘れてる。

自宅に戻って部屋が涼しくて、初めて外は暑かったなぁー‥ と思い出して座り込むことはあるけど、それでもものの数分で次の作業に移って行ける体力が残って居るのは意外に大きな変化なのだ。


月額マガジン『Avec Le Tempsに綴じた記事「Harvest」と秋の知らせにも少し触れたのだが、私の過去作品を友人がTwitterにシェアして下さり、何だか少し照れ臭かった。


Didier Merahと言う魔物を飼い始めて、来年で10周年を迎える。そう、Didier Merahは今9歳で、バッハから数えると332歳と言う計算になる。

正確にはDidier Merahは今少なくとも332歳の経験値を維持していることになり、そこからさらにファン・ジニに遡ると200年から300年弱がプラスされることになりそうだ(笑)。

魂は記憶を持たないと思われているが、意外にそうでもなさそうだと私は思っている。生まれた時の私はそれ以前の記憶を既に持っており、確かそれ以前の生では大学生かその辺りを生きていた筈なのにある日交通事故死したまま、余り時間を置かずに今世に至ったので、その間まるで長い夢でも見ていたかのような朦朧とした時間を彷徨っていた感覚を私は今でも忘れることが出来ない。

知らない男女が私を覗き込み、余り嬉しそうではない顔で何やらひそひそ話をしていた‥、それが両親だったことが何だかとても切なく、何度私はそれ以前の過去世の両親との再会を願ったことか‥。


でも全てはとても合理的に出来ている。今世40代の中盤で私がDidier Merahに変化したことがそれを証明しており、色々あったにせよここまで生きて来られたこと、そしてそんな私を生んでくれた両親にはとても感謝している。



さぁ。。。
ここからが人生の本番。だからこそ焦らず慌てず、ゆっくりのんびりスローライフに徹して命を長く繋げて行こうと、決意を新たにした2017年9月の私である。



3 Sep. 2017 0:24 JST


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