寄席に行った話
今日、初めて寄席(落語)を観ました。
落語自体は以前から心身統一合氣道の師範から、おすすめされていたので、CDや動画を見ることはありましたが、寄席に行く機会はありませんでした。
合氣道の先生からよく言われることは「話がうまくなりたければ寄席に行け」ですね。
それも最後の方だけ観るのではなく、前座から最後までを観るように、と。
今日も、最初から最後まで(全部で四名)を観て、よく分かりました。
前座で出てきた落語家は、面白いは面白いのですが、決められたお話(形)を守ることに気をつけているように感じられました。
真ん中あたりに登場する人は緊張感が抜けて、形の中にも自然さを感じられ、熟練した感じ。
真打になると、(今日は春風亭昇太師匠でしたが)本当に話す内容も自由自在。縦横無尽。
空氣感にも広がりを感じ、合氣道的にいうと、本当に氣が出ており、自由な感じでした。
完全にリラックスして話される為に、内容もスルスル頭に入るし、なにより面白い。
これは武道にも共通すると思います。
武道や茶道における「守破離」を落語を通して見せつけられているかのようでした。
いやー
難しいことは抜きにして、本当に面白かった。
落語中に師匠が、「落語は演劇を一番小さくしたもの」と言っていたけど、本当にそう。
芝居のシーンによって、空気が全然変わるし、酔っ払っている芝居は本当に酔っ払ってるのかと思っちゃったし、本当に良かった。
また行きたい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?