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Nick Heyward


誰なのこのオッサン?

って思う人も多いと思います。

ニック・ヘイワードなんですよ。

元ヘアカット100でボーカルとギターを担当してた、バンドの顔の。

昔はこんな感じでした。

俄かに信じにくい事ですが、同一人物です。

でも彼の音楽はずっと変わらないんですよ。

好きなミュージシャンの一人です。


ざっと略歴を紹介すると、1961年、イギリス生まれ。

1980年にヘアカット100を結成して、翌1987年にデビュー。

ヒット曲を連発し、アイドル的人気もありました。

が、1983年にヘアカット100を脱退。

以降ソロ活動をしてます。


彼の音楽は、王道のブリティッシュ・ポップス。

ビートルズやキンクスから続く系譜の一人です。

メロディが美しいんですよねぇ。

この曲などが典型的な例です。

美しく聴きやすいメロディは、

ブリティシュ・ポップスの直球ど真ん中です。

でも全然イヤミなところがない。

それは彼の才能だと思います。

珠玉のメロディ、と言っても過言ではありません。


ただ困ったちゃんなのは、アルバムの少なさ。

1983年のヘアカット100脱退直後の1stから出したソロアルバムは、

たったの7枚。

出すスペースも長いのでアルバムを出すたびに、

「帰ってきたニック・ヘイワード」

とキャプションがつく始末。

もう少し出してくれれば、と思うのですが、

家庭生活を優先してるんでしょうね。

ミュージシャンであるだけが、人生の全てではありませんから。


そんな彼の曲の中でオススメがこの曲。

1993年に出たアルバム、

「フロム・マンデイ・トゥ・サンデイ」の中の一曲です。

もうね、タイトルからして彼らしいの。

「彼は僕みたいに君を愛せない」っていうのは。

内容はぶっちゃけ横恋慕な歌なんだけど、それがまた良いの。

メロディは王道です。

前のアルバムが出て3年、そろそろ新しいアルバムが欲しいなぁ。



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