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飛び出せ!佐久間探検隊

第四十三回 ベイエリア3つの橋を探検! 3


ドモドモ。
佐久間探検隊の隊長、佐久間ディックです。

今回は前々回前回の続きになります。


千本橋西詰交差点を渡り、歩道を進んで行きます。
さっき通ったばかりの道なので、大運橋交差点まではパスさせて戴きます。




という訳で大運橋交差点まで戻ってきました。
写真左からやって来ましたが、今度は直進します




横断歩道が青になりました。
疲れのせいかちょっと足取りは重いのですが、渡り始めます。




横断歩道を渡り終えたところです。
次の交差点では渡らず、右折します。




片側2車線の道路を歩きます。
ここは鶴町四丁目からのバスが数多く通ります




やがて道は緩やかな下り坂に。




下り坂が続くかと思ったら、今度は上り坂になります。




やがて辿り着いた、昌運橋バス停。
バス路線が充実してますね。
大正区は運河に囲まれた埋立地が多く、地盤が軟弱なんです。
だから難工事になる地下鉄より、バスが普及しているんです。
バスの前は市電の王国でした。




バス停を過ぎ、坂を上って行きます。




緩い坂道の先には、橋へのアプローチが。




橋に到着しました。
この橋は大運橋
千歳運河を渡っている橋になります。
橋の長さは北側は57.87メートル、南側は58.30メートルに。
1958年に北側の橋が建てられ、
2003年に南側の橋を建設して拡幅されました。




橋から見る千歳運河。
時間がゆったりと流れているように感じます。




西側の袂にあった、橋の銘板。




橋を渡るとすぐに交差点が。
周辺には工場が多いみたいですね。




交差点を渡り、直進します。




そうこうするうち、また交差点に。
この先は住宅地になっているようです。
鶴町の団地も近いですし。




交差点を渡った先の、鶴町1丁目バス停。
バス停に貼られている貼り紙は、人手不足による運休を告げるもの
バスの運転士不足は、どこの事業者でも深刻なようです。




バス停を過ぎると、今度は下町と言った感じの住宅街に。
鶴町の団地が近いということも、関係あるのでしょうね。




しばらく歩くと、次の交差点が。
もうここ周辺は完全に住宅地となってます。




そして辿り着いたのが、鶴町二丁目のバス停。
ここも大阪シティバスの標準タイプです。




バス停の先には鶴町南公園前の交差点
大半のバスは鶴町四丁目行きなので、ここで右折します。




交差点の信号を渡ります。
運河沿いにあった工場地帯の雰囲気は、ここでは感じられません。




信号を渡ったら左折し、すぐ右折します。
道路の向かいに見えてるのは、交差点名の由来となった鶴町南公園です。




しばらく歩くと見える案内看板。
目指す先は大阪港なので、直進します。




バスを見かけなくなったせいか、少し寂しくなったように感じます。
とはいえクルマの通行量はまだそこそこありますけど。




そして辿り着いたのが、なみはや大橋東詰交差点
あ、説明が遅れてました。
今回の目的地は、なみはや大橋です。
大阪市大正区と港区を結ぶなみはや大橋は、
1995年2月に完成した全長1740メートルの橋梁です。
実は着工したのは1977年12月
完成まで7年3か月の月日と、217億円の工費を費やしてます。
完成当初は大阪市道路公社が管理する、有料道路でした。
無料化されたのは2014年の4月。
まだ10年ほどしか経ってません。
でも今では大正区と港区を結ぶ、交通の要所となってます。




信号を渡ります。
右折すれば先程の案内看板の通り千歳橋を経由して三軒家、
そして大正橋へと向かう事となります。




信号を渡ると、それまでとは風景が変わります。
住宅地だったのが、閑散とした風景に。
なんかこの世の終わりが来たような感じです。




歩道脇のフェンス越しに北側の風景を見て見ます。

なんかジェットコースターのような物体が


とりあえず見なかった事にして、先へ進みます。




道はやがて右カーブになります。




そうしたら現れてくるのが、某北欧発祥の家具専門店。
こんな場所に店があったら、そりゃシャトルバスが必要になりますよね。




しかし大きい店舗だなぁ。
迷子は出ないのかしら?
気になります。
ちなみに百貨店としては売り場面積日本一を誇る、
近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店では、
おばちゃんの迷子がそこそこいるという話です。




やがて道は南北方向へまっすぐに。
すっかり産業道路といった雰囲気です。




途中にある案内看板には、何やら塗り潰したような跡が。
一体何が書いてあったのでしょう?




某北欧発祥の家具専門店の隣には、日本の家具専門店が。
これもまた巨大な店舗。
同じ業種の店が並んでると相乗効果で売り上げは上がるというけど、
この2店を巡ってるだけで一日が終わってしまいそうに思う。




少し歩くとゲートが。
これも災害時に橋を通行止めにするための物でしょうね。




正面を向いて歩くと、何やら異様な物体が。
どうやらさっき見たのは、幻じゃなかったようです。
幻だったら良かったのに。




やがて車道は坂道となります。
この坂道。実は某自動車メーカーのCMで有名になった場所より、
勾配が急
だそうで。




ここが坂道の始まりの地点。




車道はあれよあれよという間に、人間の背より高くなります。
先程の地点からそんなに進んでないのですが。




やがて小さな横断歩道が。
ここがなみはや大橋の入口になります。




正面から見た入口。
緩やかなスロープとなってます。
最初から車道並みの急坂では、歩く人の体が持たないし。




最初の踊り場から見た2番目の踊り場。
スロープは緩やかなのですが、滑り止めがゴツゴツして少し歩きにくい。




2番目の踊り場に到着しました。
横に家具専門店の看板が見えてるから、
しっかり高さがあることが分かりますね。




3番目の踊り場への道。
ホント、この滑り止めで歩きにくいんですよ。
まぁ歩道橋とかによくある変に緩やかで歩きにくい、
コンクリートの階段よりはマシですが。




と言う訳で3番目の踊り場。
もう結構な高さになってます。




3番目の踊り場から見た風景。
いや~絶景ですね。




で、4番目の踊り場への道。
「まだあるのかよー」と思う人もいるでしょうね。
探検隊もそう思ってました。




4番目の踊り場からは、なんだかシュールな風景が。




ラストスパート(?)の小さな登り坂。
ここまでくれば、もう少しです。
出発点まで。




やっとこさ辿り着いた出発点。
本番はここからです。




あまりにも急坂なので、自転車は押して通行するようになってます。
整備不良のママチャリだと、止まれない恐れもあるし。




出発点から見た外の風景。
3番目の踊り場より確実に高くなってるのが分かります。




じっとしてても仕方ないので、歩きはじめます。
進んで行くと、高さがぐんぐん上がります。




ちょっと歩いただけで、視線は確実に上がってます。
ちょっと写真が分かりにくいのですが。




正面向いて歩いてると、こんな感じ。
クルマの通行量はそこそこあります。
通過してもそんなに揺れはありませんでしたが。




後ろを振り返ってみました。
小さいのですが水色のモニュメントがあるのが、出発点。
かなり登ってますね。




そうして歩いていると、何やら道に鉄板が。
実はこれ、橋桁のジョイント
ここから先が本当のなみはや大橋とも言えます。




やがて道は緩やかな右カーブになります。
歩行者はほとんどいませんが、自転車はたまに通ります。
中には自転車に乗ったままの人も。




右カーブを曲がった先、ここ辺りが橋の頂点のようです。
写真だとまだ上りがあるように見えますが。
わずかな平坦区間を挟んで、道はやがて下り坂になります。




やがてこの橋の目的、尻無川を渡ります。
まぁ川と言っても河口に近いので、ほとんど海なんですが。




川を渡る途中で後ろを振り返ってみました。
あんなに巨大に思えた某北欧発祥の家具専門店が、小さく見えますね。
地面もかろうじて見ることが出来ます。




更に進むと平坦区間は終わります。
ここからは下り坂の始まり。




後ろを振り返ると某北欧発祥の家具専門店の屋根が、
かろうじて見えるくらい。
地面は完全に見えなくなってます。




ここにも自転車への注意を促す看板が。




左カーブを進むとともに、坂の角度は急になって行きます。
コークスクリューってほどではありませんが。




遠くに見えるのは、阪神高速の天保山ジャンクション
名物の観覧車も見えますね。




右手に見える青い橋は、千歳橋
2003年に完成した比較的新しい橋で、
大正区の鶴町四丁目と北村三丁目を結んでます。

橋長は944.2メートルで、そのうち本橋は365メートルになります。




また左前方には阪神高速湾岸線の港大橋も。
赤色のトラス橋で全長980メートル、
中央径間510メートルの長さを誇ります。

完成したのは1974年。
以来50年間に渡って大阪ベイエリアのランドマークとなってます。




やっとこさ橋の出口が見えてきました。
まだまだ先でかなり下ですが。




これは三十間堀川の河口にかかる水門
手前は天保山運河になります。




下り坂を歩き続け、ジョイント部に辿り着きました。
左に映ってるのは出発点にあったのと同様のモニュメント。




モニュメントには橋の名前が記されています。
ここまでくれば残りはあと少し。




ここで後ろを振り返ってみました。
結構な坂ですね。




デコボコして歩きにくいスロープを下り、右カーブになります。




後ろを振り返ってみました。
スロープの区間だけでも結構な距離ですし、高低差もありますね。




ポールの間を通過して、左カーブに。
この区間があるのって、一直線だと万一の時に危ないからでしょうね。




直線に戻って、さらに下ります。




歩道はここでゴールになります。
が、車道はまだしばらく続きます。




久しぶりに地上に降り立ちました。
1日で3つの橋を歩いて渡ったので、疲労感は既にかなりあります。




ここが車道の終端部
やはりここにも通行止め時に使用する、ゲートがあります。




第1突堤前の交差点に到着。
こうして探検隊はベイエリアの3つの橋を渡り終えました。
感じたのはこうした橋を建設した、日本の技術力の凄さですね。
あと徒歩で回るのなら、1日に1つの橋にした方が良いと思います。
3つを1日に回るのは、ちょっと無謀ですね。
探検隊はかなりの疲労を感じながら、帰途に就きました。

「ベイエリア3つの橋を探検! 3」

おわり。











































































































































































































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