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自分の中の澱を養分に新たな自分が生まれ出した30代

20代の最後は社内公募で表参道の店舗に勤める。
ところが……2年弱で閉店の憂き目に遭う。そこ
から福岡の店舗へ。
名古屋→尼崎→幕張→表参道→福岡……ここで
30代を迎える。
生まれた神奈川県から離れれば離れるほど未知な
文化や生活習慣なるんじゃないかと思いきや福岡
は意外や意外?関東に近しい印象。他県から来て
る人が多いからか。住宅街の夏祭りで黒霧島がサ
ンプリングされててはじめていも焼酎を体感した。
福岡は夏はあまり波が立たず真冬がハイシーズン。

水が綺麗で食べ物が美味しく物価も安い…住みや
すぃーーーッと呆けかけたが、ちょっと待てーー
辞めてやる!いつか見てろや!の火は尚も燻った
まま、再燃しようとしていた。

ふと見つけた宣伝会議のコピー講座。。

白い煙の根元から、ジリジリと赤い火が迸るのを
感じたのを今でも忘れません。毎週2回で6ヶ月。
ノートと水性ペンを買い、ひたすらコピーを書き
まくる日々。自分の中の澱が溶け抜けていく感覚。
溶けた澱を養分に表現物が生まれてくる感覚がゴ
ッチャになって生まれて初めて生まれ変わりを感
じた。もしかしたら自分の遠い先祖がこれに近し
いことしてたんじゃないかって。思い込み半分w
講座では宿題が出されて評価されると金色の鉛筆
を貰えた。100人以上いた中で何本ももらえる人
がいて…自分も4本ゲットして…でももっともら
えてる人がいて全然満足できなかった。でも少し
だけど自信が持てた。

その頃には身体の中を駆け巡ってた…やめてやる
マグマがグツグツいわなくなっていた。

とにもかくにもコピー書きたくてそれどころじゃ
なくなってた。人の脳みそ欲するゾンビと化して
たんだ。。

そんなこんなで30代が始まりまたもや2年待た
ずして…関東に越してくることになったとさ。。

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