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自己紹介と想定する読者層に向けたメッセージ


そもそもあなたは誰?

 僕は、都内の私大で経営学を教えている大学教員・経営学研究者です。研究者としての詳細な情報はresearchmapを御覧ください。

 元々は会社員出身で、医薬系の企業で現場の仕事にも関与しつつ、経営企画や国際事業開発などに携わり、文系と理系の中間みたいなことをしてきました。今の仕事に転身したのは2018年からなので、丸5年が経過し6年目に入るところです。僕のプロフィールやこの道に進むことになったきっかけなんかは、今後、追々説明していきたいと思いますが、まずは、noteを始めることになった経緯について記しておこうと思います。

noteを始めたきっかけ

今から約1年前、僕のツイッター(@diekk)でこんなことをつぶやきました。

あるきっかけで、研究書の出版に関する体験を棚卸し中。記憶を整理しているうちに博論を書き上げるまでのアプローチにまで棚卸しが及んできたので、これを機会にnoteにまとめてみようかと思案中。D進を考えているM生から若手専任教員までが読者層。どんな内容だと興味があるかリプ頂けると嬉しいです。

https://twitter.com/dicekk/status/1491001215505006594?s=21


その後の1年間は何をしていたの?

 上記の構想からあっという間に1年が経過してしまったわけですが、なぜここまでずれ込んでしまったのかについても触れておきたいと思います。
 前述した通り、僕が大学教員・研究者に転身したのは、2018年の4月からなのですが、今年(2023年)の4月から、5年間勤務した所属先を離れ、現在の所属大学(明治学院大学)に移ることになりました。
同業者なら分かると思いますが、春の公募シーズン(5月〜7月ごろ)を経て、面接が行われ、教授会を経て採用が決定する秋頃までは、SNS等では当たり障りのない発信以外は控えておくほうが無難です。(これを書いて思いつきましたが、大学院生にとって極めて情報が非対称的である大学教員の採用についても、差し支えない範囲でポストしていこうと思います。)

 そんなこともあり、昨春から昨秋頃までは、新たなメディアの開設は保留にしていました。その後は、投稿中だった論文の査読結果が立て続けに届き、幸いなことにリジェクトではなかった為、論文の改訂に追われていました。年が明けると今度は、新任校の着任準備に追われ、あっという間に年度末の最終週を迎えてしまった次第です。

このnoteが想定する読者層

 このnoteは、主として、国内の社会人大学院生や、(必ずしもビジネスパーソンを経由しておらずとも)博士後期課程に在籍して学位取得〜専任教員ポストを目指す方々、そして僕と同じような若手専任教員を読者として想定しています。

 そうした方々に対して、親愛なる隣人のような身近な存在として、有益な発信をしていこうと思っています。ちなみに「親愛なる隣人(Your friendly neighborhood)」という言い回しは、「スパイダーマン」が好んで使うことでも知られていますよね。
 話を戻しますと、有益な情報とは、論文を執筆する上での役に立つ情報や、学位を取得して専任教員のポストを目指す人達へのTipsなどです。もちろん、「研究の進め方」や「学術論文とはこうあるべき」みたいな内容を大上段から語るつもりはありません。そうした教えは、国内の高名な経営学者の先生や、それこそ指導教員の先生から学んで頂きたいと思います。ここでは、僕自身も含め、周囲の若手研究者が院生時代に知っておけたら良かったなと思うことを積極的に発信していくつもりです。

今後の発信内容について

 今後、このnoteでは、以下のようなコンテンツ(ポスト)を行っていこうと思います。リストの順番は優先順位を表していません。シンプルに順不同です。

  • 社会人MBAから博士課程に進むうえでの心構え

  • 経営学者を目指すということ

  • 博士論文を書くということはどういうことか(博論が書けない要因を分解してみる)

  • 研究書の出版にまつわるエトセトラ

  • 経営学者にとっての就職活動

  • 個別の査読付き論文(これは僕にとって競合を増やすことになるのでやらないかも)

2023年3月26日


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