【英語学習者向け】アウトプットより先にまずはインプットを!
みなさん、こんにちは!
reach9です。
今日は、英語を苦手とされている方が見逃しがちな事実をお伝えします。
ぜひ最後までいただけると嬉しいです!
それでは早速、本題に入ります。
言語学習には、インプットとアウトプットという2つの方法があります。
英語習得におけるインプットは単語や文法を覚えること、アウトプットは問題を解いたり、誰かと英語でコミュニケーションを取ること、などが挙げられます。
4技能で言えば、リスニングやリーディングがインプット、ライティングやスピーキングがアウトプットに類別されますね。
そして、重要な事実をお伝えします。
英語を苦手とされている方には、インプットよりもアウトプットをたくさん行っている方が非常に多いのです。
皆さんもご経験がおありだと思います。
単語や文法を覚えるのって、大変ですよね?
それに比べて、問題を解くのは本当に楽です。
暗記に比べるとすぐに終わるし、「やったー、自己ベスト出たー!」「うわー、今回はいつもより点数低いぞ…」と、その結果に一喜一憂出来ることもまた、楽しみの1つですよね。
人間は、すぐに結果が出るものを求めたがる生き物なのです。
複雑で難解なゲームよりも、簡単な操作で楽しめるスマホゲームが流行していることなどは、その典型例と言えますね。
それに比べると、単語暗記はすぐに結果も出ませんし、そもそもちゃんと覚えられたかどうかもわかりづらいです…。
でも皆さん、考えてみてください。
インプットしていない知識をアウトプットすることって、物理的に考えて不可能じゃないですか?
前提となる知識の習得が不足しているというのが、多くの人にとって点数が伸びない大きな理由になっています。
基盤が小さい状態なわけですからね。
第二言語習得論ではこのことをインプット仮説と言い、インプットがいかに重要であるかが示されています。
(このあたりのことも、近いうちにどこかで触れたいですね)
「リスニングが苦手!」という方も、重要な前提知識である「音声変化」をそもそも知らないという方が非常に多いです。
音声変化については、下記の記事に書いていますのでぜひ。
では、今回の記事の結論です。
英語が苦手な方は、まずは知識のインプットを正確に行ってください。
そして、アウトプットは意識的に少なめにしましょう。
遠回りなようでも、それが最短の近道です。
「やっぱり単語覚えなきゃいけないんじゃん、めんどくさい…」とお思いの方、いらっしゃると思います。
次回はそういった方のために、「効率的な語彙習得方法」をお伝えします。
ヒントは、「軽く何度も触れる」です。
詳しくは、次回の記事で!
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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