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自分は「保護者」として怠ってたなっていう。

文末に香川県の観音寺市、三豊市、高松市、直島の小中学生の保護者の方へ向けた自宅学習の手引き「ホームスクーリングサポート」のリンクがあります。本文は役に立ちませんが「ホームスクーリングサポート」ができた経緯を勢いで書いたので時間と興味があればお読みください。

お支払いなく全文お読み頂けます。頂いた売り上げがあれば今後もホームスクーリングサポートを継続するためにありがたく使わせて頂きます。


我が家の緊急事態宣言

国内における新型コロナうんぬんで全国の学校が3月からお休みになっています。当然うちの娘(小6)もお休みです。もちろん家族が感染するのは避けたいですし万が一、学校でクラスターが発生しようもんならただでさえブラック環境と言われている学校職員の方たちが目も当てられない状況になってしまうのでお休みになるのは一向に構いません。

むしろしっかり休んでください教職員!

だがしかし、そうなると困るのが我が子の学習。

3月に学校から出されている課題を卒なくこなす娘。ところがどっこい課題が少ない、娘もほんとに最低限しかしていない。まぁ状況的には当たり前です。急に休校が決まって課題が手元にあることがそもそもありがたいことです。「もっと量をよこせ!」なんて言えませんし、自律が超絶必要な自宅学習、大人でもハードル高いと思いますもの。僕が小学生だったら自粛なんざ無視して友達と走り回っていること間違いなし。学校も娘も悪くありません。

それでも時間は待ってくれない。ステイホーム始まったばかりの段階ですでに困ってる僕は今まで当然のように我が子の「学習」を学校に丸投げしていた事を改めて痛感しました。そして僕は安易に考えます。

「映像制作で食ってるんだから教材映像作ればいんじゃね?」

というわけで、思いついた翌日にさっそく娘の通う学校へ凸電。教頭とお話しした結果「貴重な意見として上に上げておきます。」や、しょうがない。インターネットを使用した視聴環境が前提の提案です。義務教育で重要視するべき公平性を欠く可能性がある手法を現場で判断はできないでしょう。

と、いうわけでその1分後、市教育委員会へ凸電。担当の方とお話しさせて頂いた結果「県内にオンライン授業を試験的に行っている公立学校はありますが当市で導入される目処は立っていません。」・・・ですよねぇ。

どちらも提案はNGでしたが現場としてなんとかしなければならないのは重々承知しているようでした。僕なんかより賢い人たちがこの非常事態になんとか対応しようとしてくれているのは伝わってきました。お疲れ様です、ありがとうございます。

とはいえ困りました。僕は映像のプロですが教育のプロではありません。教育コンテンツを急いで作らなければならない現状で教育に関するプロの助力は必須です。現役の教頭、教育委員会の言っていた公平性の重要さを今一つ飲み込めていなかったのでそもそも義務教育の本質とはなんぞ?からその日の夜に年齢主義、課程主義から世界の教育などなど教育の現状とオンライン授業について調べまくりました。

さらに次の日、仲間に相談し協力してもらえる教育のプロはどこにいるのか。私学や大学なども候補に上がりました。が結果、学習塾が妥当ではないかということになりました。

しかし、知り合いに学習塾のつてはなく。ネットで地元の学習塾を探し、協力してくれそうな塾へまたもや凸電。偶然にも1社目で社長が対応してくださり、アポ。

製作したいコンテンツに対して快くご協力いただける運びになりました。ただでさえありがたいのにこの打ち合わせ時に小学生から高校生までの状況も教えて下さり、どういうものを作ればいいかまでご助言いただきました。その後製作の準備に取り掛かりメールで打ち合わせを行う中、授業あるにも関わらずレスポンスも早く打ち合わせから3日後の撮影になりました。

ありがたすぎる。もはや神です。すまいる学習塾さん。

そしてスピードが勝負のこの仕事。撮影がお昼に終わり、すぐさま編集です。ここからはいつもの仲間が全力で協力してくれました。しかもボスは僕と一緒に徹夜。

僕の思いつきから始まったこの企画はたくさんのご好意で思いつきから1週間で完成し5月4日にYouTube上でリリースすることができました。

保護者向けというか僕向けにつくりました。この5月末までにどこまで勉強しておけばいいのか。どうやって勉強すればいいのか。馬鹿な僕でもわかるようにすまいる学習塾さんがとってもわかりやすくしてくれたので誰が見ても我が子がどこまで学習しておけばいいのか把握しやすいはず。

香川県下で該当教科書を採択している学校のみが対象になっているのが心苦しいかぎりですが僕以外の保護者の方にも活用してもらえたら幸いです。


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