OTC医薬品D2Cのポイント
こんにちは!杉山大祐と申します。
医薬品D2Cがメインの会社で取締役をしていました。2015年から医薬品のD2Cを初めてまるっと7年。
今、D2Cは広告規制で同じような商品ばかりで差別化が難しくなってきました。機能性表示食品では言えないことも言える、医薬品の通販を始めようとしている方、通信販売事業はしているが、医薬品の通販を始めてスケールさせたい方向けです。
OTC医薬品のメリット
サプリメント(健康食品)との違い
⭐︎必ず必要なこと
⭐︎続ける上でのリスク
OTC医薬品のメリット、デメリット
OTC医薬品のメリットはなんと言っても、言える効能効果の幅です。
頭痛、痔、水虫、更年期障害など、傷病名に効く!
と言えるのか1番のメリットです。
機能性表示食品でも言えることはありますが、あくまで健康な人のちょっとした身体の不調レベルに留まります。
その点、〇〇に効く!!
とはっきり言えるOTC医薬品は強いです。
サプリメントとの違い
上記でも言いましたが、傷病者に効く!と言える事が健康食品との1番の違いです。
あとは、飲める年齢が決まっているなど違いがありますが、成人(15歳以上)は飲めるものが多いので、あまりデメリットにはなりません。
必ず必要なこと
これが1番導入のハードルを上げているんですが、免許と責任者と経験が必要です。
薬剤師、又は登録販売者という医薬品を販売出来る責任者の免許が必要になります。
両方とも国家資格で、薬剤師は6年制の大学に通って試験に受かる必要があります。
登録販売者は第二類から第三類医薬品を販売することが出来る免許で、ドラッグストアで働いている方が持っている免許です。
こちらは大学に通わなくても、取れる免許で持っている方も多いです。
薬剤師に比べて、登録販売者の方が免許を取得しやすく、雇ったとしても給与も安いので、薬剤師がいない場合は、登録販売者を採用したほうが良いです。
ただ登録販売者が、医薬品を販売するお店、店舗販売業の許可を取得するためには、医薬品を取り扱う店舗での2年以上の経験又はそれに値する経験が必要です。
ここが意外と大変で、登録販売者の免許は持っているけど、過去に2年以上の経験がある方が非常に少ないです。
過去と言っても遡れる期間が決まっているので、昔過ぎてもいけません。
★2023年に登録販売者の管理者要件が改正されました
https://www.cheer-job.com/useful/column/information/information_23-3-3
薬剤師は経験は関係ないので、薬剤師がいれば解決ではありますが、平均給与が600万前後の薬剤師を採用するほど利益を見込めているなら良いでしょう
続ける上でのリスク
聞けば当たり前なんですが、登録販売者、薬剤師の退職です。
最初に始める方は管理者1名で始められることが多いのですが、この方がいなくなればビジネスが止まります。
この方が退職した瞬間にビジネスが止まります。
なので、自分(代表者もしくは幹部)が登録販売者の資格を取り、スタッフにも取ってもらうことを必ずオススメします。
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