【トレーニング初心者向け】トレーニングの原理原則

トレーニングメニューを作成するときは、
「原理原則」に従って、構築しよう!
よく聞くこの言葉。そもそも「原理」「原則」意味って何?
とりあえず、辞書で調べてみると、こんな感じです。

<原理>
「自然科学においては,ある理論体系の基礎になっている法則および命題をさす。初めは仮定として導入されたものでも、それから出てくる結論が事実を正しく記述しているかどうかによって、その原理の正当性が判断される」

<原則>
「人間の社会的活動の中で、多くの場合にあてはまる基本的な規則や法則」

厳密には意味が違うかもしれませんが、
ざっくりと、「正しい考え方/方法論」といったところでしょうか。 どうせやるなら、結果を出したい。
その為には正しい方法、ルールにのっとってやりましょう。
そんな感じで考えてもらえるといいのかなと思います。

で、実際にどんな原理原則があるの?となりますよね。
「トレーニングの3原理・5原則」と呼ばれるものがあります。
(※1個足して、3原理・6原則っていう記述もあれば、
1個減らして、7原則という記述もあったりします。)
とりあえず、今回は最も一般的と思われる
3原理・5原則の話をしていきます。

まず、簡単にトレーニングの3原理・・・

1.過負荷の原理
トレーニング効果を出す為には、ある程度の負荷が必要。
でも、いつも同じ負荷では、カラダが慣れてしまします。
なので、慣れたら、つねに負荷を高めていく。
体を変える為には絶対ですよね。

2.可逆性の原理
トレーニングで体が変わりました!!
「よし、これでいいや」とトレーニングを止めてしまうと
体は元のレベルに戻ってしまういます。
体力や体型を維持するためには、
トレーニングを継続していく必要があるのです。

3.特異性の原理
トレーニングはやり方によって効果が変わります。
ダイエットしたのか、ゴツくなりたいのか。
やる内容、当然、変わってきますよね。
目的に合った正しいやり方を行う必要があります。

次に、トレーニングの5原則とは・・・

1.漸進性の原則
ちょっと過負荷の原理に似てますが。。。
毎回、同じ内容、同じ負荷だと、体は慣れてしまうので、
徐々に、難易度の高いもの、
負荷の強いものに切り替えましょうということです。

2.全面性の原則
偏ることなく、全身バランスよくトレーニングしましょう。
全くその通りですよね。
スポーツ競技者の場合、動作特性などがありますが、
じゃあ、そこだけ鍛えればいいのか?
そうじゃないでしょね。
特性はあるにしても、全体のバランスは整えていかないといけません。

3.意識性の原則
どの筋肉が動いているのか。
この動作はなぜ必要なのか。
理解した上で、トレーニングをした方が、効果が出ます。
もっと、いうと、なりたい自分など、。
ゴールを意識すると、結果が出るといった報告も。
意識の力、すごいです。

4.個別性の原則
その人にあったトレーニング内容を提示すること。
一番簡単な例だと、小学生と大学生が全く同じトレーニングをする。
これ、おかしいですよね。
対象を理解して、適したメニューを選んでいきます。

5.反復性の原則
有名トレーナーと一緒に1回だけトレーニングをしました!!
で、効果は出るでしょうか?
もちろん、出ないですよね。。。。
どんなに優れたトレーニングでも、
反復して継続することで効果が出始めます。
やぱり、続けることが一番大切。。。。

と長々と概要説明でした。
もちろん、皆さんに知って欲しい。
どうせやるなら、正しい考え方で、
トレーンぐをして結果を出して欲しい。

でも、初心者の方。
一気に全部を取り込むのは、ちょっとしんどいかも。
ですよね。
なので、この8個の原理原則から、優先順位をつけましょう。
原理の中で重要なのは、「可逆性の原理」
成果が出ても、やめたら元に戻ってしまう
ということは頭に叩き込みましょう!

原則の中で優先順位をつけるなら、
「意識性の原則」「反復性の原則」
どこが動いているか?がイメージできる、理解できる人は、
トレーニング効果が出ます。
鍛えたい部位をきちんと刺激できてるわけですから。
そして、何よりも継続すること。
最終的には、これにつきます。
可逆性の原理ともリンクしますが、
成果を出す為、そして、成果を維持する為には、
続けることが大前提です。

まずは、このトレーニングの3つ原理原則。
・可逆性の原理
・意識性の原則
・反復性の原則

を実践しましょう!

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