自発的に汗、かけますか?熱中症対策のためにも定期的な運動を。

気温も上がり始めてきたこの頃。天気がいいと30度近くまで上がってますよね。(もちろん、地域によりますが。。。)そんな中でも、マスクは欠かせない今。熱中症の危険性がメディアで取り上げられてます。基本的な熱中症対策の確認と、僕が強くお勧めしたい熱中症対策を書いていきます。

まず、基本的対策の確認

環境省が対策ページを作成しています。

厚労省も同様に対策情報を出してます。


いずれにしても基本は、
・体温調整
こまめな水分補給、服装で調整、冷タオルなどの活用
・暑さを避ける行動
室内:エアコン、扇風機、除湿機の活用、遮光カーテン
屋外:直射日光を避ける(日傘、帽子、木陰など)、日中の不要な外出を控える

と、この辺はもう当たり前ですよね。でも、今はこれにプラスでマスク。呼吸からも熱や水分を放出してますが、それがうまくできない。30分に1回ほど、マスクを少し顔から離して数十秒間、呼吸をするといいと情報番組なんかで紹介されてました。

気温が高い時にマスク・・・・しんどいですよね。。。でも、今は欠かせないアイテム。うまく付き合っていくしかないです。

自発的に汗がかけないのは自律神経の乱れ

外的要因をコントロールすることも重要ですが、もっと重要なのは内的要因だと考えます。つまり、自分できちんと体温調整ができるか?=自発的にきちんと汗がかけるかということになります。

人間はもともと皮膚血流をあげ、汗をかき、その汗が蒸発する時に気化熱により、体内の熱を逃し温度を下げることができます。でも、これからの季節、外は暑いけど、室内はガンガンに冷えている。夏なのに、職場で膝掛けをかけている。なんてことありませんか? つまり温度差が激しい環境になりがちです。これが自律神経の乱れを引き起こします。汗をかく状況なのに汗がかけない。。。。気化熱で体温を下げる機能が作用しないわけです。

もちろん、エアコンの活用が悪いわけではありません。要は程度の問題ですよね。適正な温度設定と扇風機などで空気の循環させる、除湿機で湿度を下げ体感温度を下げるなどの工夫が必要です。

自律神経を整えて、自発的に汗をかこう!

適度な温度設定などは外的要因ですよね。内的要因も合わせて変えていき、自律神経を整えていきましょう。結論、運動と食事が重要になります。

適度な運動は、血流をよくします。全身の血流量が増えれば、体内の温度が上昇します。そうすれば、自ずと汗はでてくるようになります。日々の移動で少し歩く、階段を使う。こういうところから始めましょう。慣れてきたら、ウォーキングやジョギングの時間を持つ。(10分程度でもO.K.) 本当の夏場は、運動する時間帯など、注意が必要ですが、本格的に暑くなる前に軽く運動する習慣を作ることをお勧めします。

食事も同様です。暑いと冷たく、さっと食べられるもの(冷やし中華など)だけ済ませたりしてしましますよね。そうなると、胃腸も冷やされて機能が落ちていいきます。 あと、体内温度が低くなりすぎると、血流を少なくして、熱を体内にためようとします。(温度を一定に保つのは、ノーマルの生理反応です。)なので、いつも通りの食事を心がける方がいいと思います。辛味が好きな人なら、香辛料なんかを利用すると食欲も出やすいし、体も暑くなりますよね。玉ねぎを使うのもお勧めです。

自発的に汗をかくためには、体を冷やしすぎないことが重要

温度が高くなるので、温度調整は重要です。でも、あまりに温度を低く設定し、体を冷やしすぎるのは逆効果になります。冷房病などと言われますよね。自律神経が乱れる要因になります。熱中症対策のためにも、まだ、そこまで暑さがきつくない今のうちから自律神経を整えていきましょう。

難しく考えず、規則正しい食生活とちょっとだけ運動。生活習慣を整えることが自律神経を整えることにつながります。

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