ダイエットするなら冬の時期!!1年で一番基礎代謝が高くなるからです。
こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。
皆さん、実はこれからの季節の方が、
ダイエットには最適ってご存知でしたか?
「夏場と違って汗もかかないのに本当?」
「冬だと、自宅にいることが多くなる(特に北国だと。。。。)のに本当?」
と思う方もいらっしゃると思います。
なぜ、秋〜冬の時期がダイエットに最適なのか。
その理由を説明していきます!
理由は体温を保たなくてはいけないから!!
人間は恒温動物。
体温を一定に保ちます。
免疫力などの観点から、
36度前後に体温を保たないといけません。
皆さんの平熱もこの辺ですよね。
体温を一定に保つために、
熱を体内で産み出さないといけません。
人間はエネルギーを消費する際に、
体内では化学反応が起こっています。
この時に以下のような副産物が生まれます。
・副産物として水分が放出される(発汗)
・副産物として熱も放出される(体温・筋温の上昇)
この副産物として熱を放出していることがポイント。
熱を生み出すということは、
⇨エネルギー消費を増やす
⇨代謝を増やさないといけない。
ということです!!
体温と気温の差が少ない夏場は、
少ないエネルギー消費で体温は維持できる。
一方、冬場は気温が下がるため、
より多くエネルギー消費をして、
体温を保たなくてはならない状況です。
従って、特に運動をしなくても、
日々の代謝が高くなる傾向になる。
ダイエットする上で、
これからの時期を
有効活用しない手はありません!
エネルギー消費(代謝)の主な内訳
エネルギー代謝の分類は大きく3つです。
●基礎代謝
生命維持のために必要なエネルギー代謝。
運動などをしなくても、消費される。
エネルギー代謝の60%くらいを占める。
筋肉量が多い方が基礎代謝は高くなる。
●活動代謝
運動(身体活動)によって消費されるエネルギー代謝。
活動量は人それぞれですが、
だいたい全体の30%くらいは活動代謝で消費されます。
●食事誘発性熱産生
食事を取ることでも、エネルギー消費が起こります
食べ物を消化・吸収するために、
内臓が働くからと思ってもらえれば。
これが全体の10%くらいを占めます。
食事の取り方でも消費量は変化します。
液体よりも固形物の方が高くなるし、
タンパク質が多い食事の方が、
エネルギー消費が高くなります。
平たく言ってしませば、
”がっちり肉食”が好ましいですね♪
参考:
厚労省健康情報サイト〜e-ヘルスネット〜
エネルギー消費の約6割を占める基礎代謝。
基礎代謝は、基本、その人の体格で決まります。
もっと言えば、その人の”筋肉量”で決まります。
冬の時期にしっかりと
ウェイトトレーニニングをすること。
そして、筋肉量を維持・向上させることで、
基礎代謝を上げていきます。
そうすることで、いわゆる
”食べても太りにくい身体”
に持っていく。
また、平熱の温度も上がるので、
免疫力アップにもつながります。
まとめ
外気温が高く、汗をよくかく夏場。
”夏場の方が痩せやすい時期では?”
と思ってしまいがちですが、
発汗は気化熱を使って体温調整するため。
実は、エネルギー代謝が上がっているからではありません。
汗はかかないけど、外気温が低い冬場の方が、
体温を上げるために、エネルギー消費は上がっています。
従って、ダイエットを始めるなら、
まさに”これから”です!
基礎代謝が高い人の傾向は、
・女性よりも男性
(身長が高く体表面積が広い、筋肉量が多い)
・高齢者よも青少年
(体内代謝が、若い世代の方が活発)
・体脂肪が高い人よりも筋肉質な人。
(脂肪は保温、筋肉は発熱です。)
・体温(平熱)低い人より高い人
(1℃高いと、代謝量は13%アップ!!
筋肉量が多い人の方が平熱は高い傾向があります。)
やはり重要な要素は筋肉量を増やすこと!
女性の方が筋肉量を増やすのは、
ちょと苦労します。
性ホルモン(テストステロン)の分泌量の差です。
でも、日々の生活にウェイトトレーニングを加えることで、
筋肉量は絶対、増えていきます!
特に僕が住んでいる岩手県や、
僕の出身地:北海道のような北国の場合、
・ほんとに寒い。。。
(気温はマイナスの世界に。
地元:北海道だと、普通に毎日”真冬日”です。)
・積雪のために屋外活動が限定的になる。
と、屋外での活動が制限されます。
だからこそ、
”ウェイトトレーニング設備があるジム”
を利用です。
天候に関係なく、
しっかり筋肉を増やすことができる。
冬にこそ、ジム通い。
もしくは、北国だからこそ
すぐにアクセスできる
冬のアクティビティ、
スキー、スノボ、スケートなど
に取り組むのもあり。
冬でも楽しく活動的になれます。
基礎代謝が高くなる季節だからこそ、
さらに活動代謝をあげる。
来年の夏に、自分の理想の体型を手に入れたいなら、
まさに”これからの時期”の
活動内容で決まります。
早速、ウェイトトレーニングをはじめましょう!
よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。