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【サプリメント】用法・用量を守って正しく使いましょう。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

気になったネット記事があったので、共有したいなと。
僕もよく使っている”サプリメント”のことです。
週刊現代の記事から、Yahoo!ニュースが抜粋したものです。

平たく言ってしまえば、
「効果が期待できないサプリメントもあるから気をつけてね」
という内容です。
注意喚起の内容ですね。

サプリメントは、僕自身も使っているので、
基本的に使用に関して肯定的です。
理想は全ての栄養素を、
生鮮食品から摂取すること。
でも、そうするために、
・全ての食品を揃える経済的負担
・食事を準備する労力と時間
・全ての料理を残さず食べきる労力と時間
などがかかってくるかなと。
この辺のコスト削減と効率化という点で、
栄養補助食品のサプリメントを
摂るのは合理的と考えています。

一方で、
「サプリメントの使い方は
 気をつけようね」
というのも納得です。
なので、僕がこの記事
見て共感できたのは、

⚫︎サプリには誇大広告が多いという点
以下、記事の一部。
「東京都が発表した「健康食品試買調査結果」によると、
 都が購入した健康食品の実に84%に、
  不適正な表示や広告を発見した」

⚫︎高価なサプリには気をつけてという点
以下、記事の一部。
「ヒトを対象とした大規模臨床試験の
 結果として効果があるとされたものならば、
 特に宣伝しなくても売れるので安価です。
 その一方、目新しい成分を大々的に宣伝して売り出すと、
 『効くかもしれない』と、
 人々は高い値段でも飛びつくわけです」
(銀座東京クリニック院長の福田一典氏のコメント)

上記2点は、まさにその通りだと思ってます。

先行研究から、それぞれの成分の役割や
効果がわかっているものもあります。
なので、一定の効果は期待できる。

でも、誇大広告や嘘の情報はねぇ。。。。
メーカーはもちろん製品を
”正しく”作っていると思います。
一方で営業活動である以上、
”売りたい!”というのも正直なところ。

サプリメントを作るためには、
原材料や加工過程が必要。
確かに為替の影響や物価高で
コストがかかるのもわかる。
製法にこだわりがあるのもわかる。
でも、他社製品と比べて、
そこまで高価格帯になります?
という製品を目にするのも事実です。

結論、どうしても”ビジネス”
という側面もあるので。。。
メーカーはより多く売りたいし、
より利益を上げたいし。
営業活動としては当然なことです。
だからこそ、ユーザーは
製品をしっかり見定める必要があります。

その人の
・年齢
・性別
・体格
・身体活動レベル
などで必要な栄養素、
また、その摂取量は変わってきます。

まず、自分の現状を把握、
そして、実際に何が必要なのか。
信頼できる情報ソースを活用すべき。

ベストはチェックがきっちり入る
学会論文等になります。
その論文にも信頼度の段階みたいなものはあって。。。
調査対象、対象人数、調査方法、調査期間などで、
結果はちょっと変わってきますからね。

とりあえず、僕が参考にしているのは、
厚生労働省が発表している
「日本人の食事摂取基準」
という統計データ。
世代・性別ごとの
主な栄養素の摂取基準が
明記されています。
推奨量や目標量、
栄養素によっては上限量
などが確認できます。
お客様にも”基準”としてお伝えしてます。

手軽な情報収集だと、
厚生労働省が運営している
生活習慣病予防の健康情報サイト
「eーヘルスネット」
なんかも良いかなと。

国が提供している情報ですからね。
信頼度は高いはずです。
(最新の知見が加わった場合、
 改定もされますしね。)

自分が何が不足しているのかを知る。
この辺は、管理栄養士さんに話を聞ければベストかなと。
でも、それもなかなか難しいので、
アプリでチェックでもいいと思います。
今は、カロリー計算のアプリで、
各栄養素の摂取量なんかも確認できます。
(有料サービスが多いです。
 正直、精度はちょっと???
 ですが、参考にはなります。) 

その上で、不足しているものをサプリメントで補う。
サプリに頼るのではなく、
自分に合うように活用する。
あくまでも栄養補助食品ですからね。

何事も、
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
ですよね。
行き過ぎは、足りなさすぎ
と同じになります。

いくつかの栄養素は、
とりすぎると肝臓や腎臓に
負担がかかると言われます。

キャッチーな宣伝文句に釣られず、
しっかり見極めて、
上手にサプリメントを活用しましょう。

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