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“ON FOOT” と”OFF FOOT”

今回の記事は、特に以下の人たちに読んでほしいです。
・競技スポーツをしている人
・市民ランナーの人
・ダイエットに有酸素運動を取り入れている人
・今現在、脚などを怪我してる人

オーバートレーニングの予防

タイトルにある”on foot””off foot”
意味はそのままです。
足の上に乗っているかいないか。
練習やトレーニング(特にランニング系)のことを指します。

練習やトレーニングで”走る”(もしくは移動する)
という動作は、絶対に行われる基本動作。
といくにランニング系のトレーニングに関しては、

・あらゆる競技スポーツのパフォーマンス向上
・マラソン大会のタイム更新
・心肺機能向上と体重/体型維持

など、期待できます。

では、走れば走っただけ能力が向上するのか?
これはNOと言えます。

一番の理由はオーバートレーニングからくる、障害リスク。
どんなに綺麗なフォームで走り、路面を選んだとしても、
重力影響や路面からの反発が生じるのがランニング。
やりすぎは良くないです。

高いレベルのアスリートになればなるほど、
トータルの練習やトレーニングの量を適切にコントロールします。
オーバートレーニングになると、一気にパフォーマンスが落ちるし、
思わぬ障害のリスクが発生するので。

分かりやすいマラソンやトラック競技以外でも、
最近だと、サッカーやラグビーなどの球技において、
GPSを活用して練習中の走行距離や移動速度を確認したり、
ハートレイトモニターで心拍数を確認したり。

市民ランナーの人も、多機能スマートウォッチでいろんな数値をチェックしますよね。

・移動距離の増加
・移動速度の低下
・移動時間の増加
・心拍数の増加

この辺りの数字を基準にして設定を設け、
トレーニング量をコントロールしています。

でも、トレーニングしなくてはいけない場合もある。

一定のトレーニング量を超えた場合、
休息を取り入れるのが一番いいです。
心身のリセットにもなるので。

しかし、場合によってはトレーニングしなくてはいけない。
・競技をやる上で、基礎体力がまだ不足している。
・適正体重ではないので、コントロールする必要がある。
・怪我で通常のトレーニングができないので代替メニューが必要。

など。
でも、ここでまたトレーニングを継続し続けると、
オーバートレーニングに陥ることも。。。。
なので、内容を考えなくてはいけません。

一番は重力の影響下からの解放。
脚への負担(骨や筋肉への負担)が一気に変わりますからね。
簡単なのがプールトレーニングです。
浮力が働くので、重力影響が一気に激減。
脚への負担や衝撃が減ります。

次にエアロバイクやエルゴメーター(ローイングマシン)です。
脚に直接、重力の影響がかからないので、
負担軽減にはなります。

下肢に怪我をしていても、これらのトレーニングはできるので、
心肺機能や体力面の維持ということは対応できます。

プールやジムなどに簡単にアクセスできる人は、
普段のトレーニング量をモニターしながら、
場合によって、トレーニング内容を変更するといいです。

アクセスがない人は、自宅におけるエアロバイクもあるので、
購入を検討してもいいと思います。
(フルマラソンを目指してトレーニングしてる人。
自宅で有酸素運動がしたい人。
自宅でダイエットを頑張りたい人など。)

僕の父は、昔、交通事故で大腿骨を骨折。リハビリで自宅にエアロバイクを置いていました。

個人的には走行距離が全て把握できるのがいいと思ってます。
トラック競技の練習や市民ランナーの方だと、この辺は管理しやすいのではないでしょうか。
でも、一般的なアマチュアスポーツ(球技)だと難しい。。。。
GPSを人数分、そろえるとか、そんな予算は・・・・
フィールドレベルだと、毎日、練習前に心拍数チェックが一番簡単かと。
平常時の心拍数が上がってきたら、それは疲労のサインとなるので。

運動は継続が大切。
でも、何事もやりすぎは禁物です。
薬が毒になることもありますからね
自身のトレーニング履歴を管理して、
時に内容をアレンジすることも重要です。

よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。