高総体どうなる?

高総体、開催の可否が今日の会議で決まる。
全中は、既に中止が決定。
高総体はどうなるのだろう?

県大会はほとんど中止に。

僕が住んでいる岩手県は高総体県大会は既に中止が決定。
他の都道府県も、ほぼ同様の対応のようです。

全国大会がどうなるのか。
僕が指導させてもらっているチームは県上位にランクしています。
もし、全国大会がある場合、どのように選考するのか。
とはいえ、実際、指導者の方は、もう高総体は中止せざるおえないと考えてらっしゃる。このように、公式戦日程が決まらないので、やはり、選手たちのモチベーション管理が大変とも。

今年は、五輪(これも延期が決まりましたが。。。)の影響もあり、
例年よりも開催時期が遅い競技があったり、県をまたいで広域での開催が予定されていたり。
でも、メイン会場は北関東地域。
今の関東の状況を考えると、中止と予想してしまいますよね。。。

中止の時、どうやって、選手たちに話をしよう。

勝利至上主義は、個人的に好きではありません。
しかし、公式戦は選手たちがやってきたこと、成果を披露する場所。
これは間違いのない事実だし、そこでの勝敗で、一喜一憂するのも事実。
全国の舞台を目指して、頑張ってきた選手たちがたくさんいるのも事実。

今日の会議で正式に中止が決まった場合、
指導に行っているチームの選手たちに
どのような声をかければいいのだろう。
どのように接すればいいのだろう。

将来のキャリアを考えれば、今は単なる通過点。
一つ上のステージで、競技を続けてみては?
長い人生を考えると、違うものに挑戦してみては?
などと言っても、当人たちにとっては、大事なライフイベントの一つ。
そのイベントに参加することもできないっていうのはねぇ。。。。。

ジュニア・ユース世代のスポーツとの関わり方を考えるとき

競技をやる上で、試合に勝つというのは、もちろん大きなテーマ。
全国の舞台で活躍する。
これを否定するつもりはないです。
でも、ジュニア・ユース世代にはこれ以外の評価軸もあってもいいのかなと。
仮にスポーツキャリアだけで考えた場合、
ジュニア・ユース世代であれば、年齢だけを考えて、
少なくても10年くらいは普通に続けられる。

スポーツ界って、競技ごと、世代ごとに分断されているイメージが。
特に若い世代の場合は、横と縦のつながりがもっとあってもいいのかなと。
子供たちが他競技への転向もありだと思うし、
同じ競技でも、いろんなカテゴリーがあって、
純粋に楽しみながら、次のステップに上がれるようなルートとか。

その辺を担うのは、ヨーロッパ型の地域総合型スポーツクラブだと個人的には思います。
ローカルでも、こういうコミュニティが作れないかなと。作っていきたいなと。

高体連の正式発表を待ちます。この結果によって、高野連も考えるだろうな。。。。

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