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お父さん的「仲良し兄弟の作り方」

兄弟はいますか? 仲いいですか?

理想の3兄弟

理想の兄弟像がある。

それは僕のパートナーの父親なのだが、この3兄弟がとても仲がよかった。(過去形なのはその父親自身がもう亡くなってしまったから)

紆余曲折あって3人とも独身。
老人3人がタクシーに乗りワイワイと出かける様子はまぶしかった!

あんなふうになりたいな、と思った。


3人とも同じくらいの老人。

その中で今も働いているのは三男だけ。
一見すると、社会に属していてリーダーっぽい。

しかし、個タクの事業主である三男は、所有するタクシーを自然と駆り出して、兄たちを拾う。
その様子は便利使いされる末弟そのものだ。

年長の長男が、権力がある。
60年とか70年前とかから、そういうパワーバランスだったんだろうな。

いったんバラバラになって、それぞれの人生を過ごした兄弟が、再び近所に集合して生活するなんてすばらしい。
老後の幸福度爆上がりだ。
羨ましい!

今度生まれてくるときも、同じ串に生まれてもらいたい。

自分はどやねん

と聞かれたら、僕と妹は仲がいい。

大人になり、お互いに家庭を持っている。
だから、最近は話す機会こそ少ないが、今でもお互いに「うちの兄弟は仲がいい」と思っている(はず)。
妹がそう思ってなかったら赤面だけど、まぁ、目に触れないだろうからいいとして、なぜこんな風に仲良く育ったのかなー?と最近よく考える。

こうなった要因を、自分の子育てにも取り入れたいから。

僕たちはどう頑張っても彼らの老後を助けてやれない。
我が家の兄弟も、あの3兄弟のように老後に仲良く遊んでほしい

まぁ、実際には僕の親の方は、兄弟仲があまりよくないが、問題なさそう。
兄弟がいない人もいる、または「そんなんまっぴらごめんだ」という兄弟もたくさんいる、気にする必要はないんだけど。

兄弟が仲良くなる作戦

自分でも残念なことに、僕は怒りっぽい。
お父さん活動では、かなり不利益を出している。

僕が怒りっぽいのは父譲りだ。
子供のころ、僕の父はめちゃめちゃ短気だった。
(今の優しいおじいちゃんを見ていると、違和感がコンコンと湧く)

子供のころは、
電車の中で乗客と揉めて大声で怒鳴っていたり
家で家具やガラスが壊れたり、グラスが飛び交ったりした。
近所の人が通報して見に来た警察に怒鳴っていたりもあった。
(玄関先で子供の僕が「大丈夫です」と答えると警察は帰っていった)

この環境で、僕たちの場合は兄弟が仲良くなった。
父が怒っていると、二階でおびえて声を潜めて話し合っていた事が、記憶に強く残っている。

これは吊り橋効果の一種だろう。

助け合いの心が生まれて、強い絆が作られたんだなーと感じる。

短所を長所に

当然そんな事を考えて、今日も怒っている、わけではない。
そんな意図はない。
出来の良くないお父さんなだけだ・・・ざんねーん。

魔王に立ち向かう勇者のようだ。でも、魔王にもそれなりの正義があるのだ

でも、なかなか治らない。直せない。

”適正”に、親は不完全で、厳しく、勝手であってもよい。
(無条件のやさしさはおじいちゃんなりその周辺が注いでもらう)

親は、なんとでも大義名分が言える。
「目の上のたんこぶ」「反面教師」「必要悪」何でも名乗れる。


普通のお父さんなら、誰でも悪い部分はあるはず。
Perfectお父さんなんて虚像だ、それと比べても意味がない。

お父さんの特徴は、いい面も悪い面も、その影響も何かしら良い効果を果たしているはず。
強引でもいいので理屈を構築して、自信を持とう。


ダメな部分に注目すると、楽しくないからね。

楽しむために、無理な部分には、あきらめて目をつぶろう。

「失敗した・・」と後悔する場面がきたら
これを3回唱えて、思い込もう

さん、はい!

僕はいいお父さんだ

僕はいいお父さんだ

僕はいいお父さんだ

がんばって楽しい子育てにしよう。

子供の懐は深い。
いつも許してくれてありがとう。

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