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悩み「弟にも自信を付けたい」

うちの次男は、運動が好きで、勉強も熱心で、けっこういい感じだと(親バカながら)思っているのだけど、どうも話していると自分を卑下する発言が気になる。

(親バカだから)見た感じも可愛くてモテそうに見えるし、ちょっと頭の体操的なやつもいい閃きを出したりするし、「天才肌やーん」とか思えてくる。(親バカの意見)。

天才か否かは、この場ではどうしても判断しきれないから、彼は天才だという事で進む。(注:親バカだから許してください)
天才的であるにもかかわらず 彼は自信があまりなく、もったいない。

学校ではおとなしい方だそうだが、先生たちの評判は悪くない。学校のテストはちゃんとやってくるから、クラスでもでできない立場ではないはずなんだけど、次男と会話するとチラホラ「僕はどうせ」的な発言が出てくる。

そういうのが聞こえると、お父さんはちょっとツライ気持ちになる。
どうにか、自信を高めたい。

自信家を育てるプロセス(想像)

性格は環境で決まるものだと思っている。

個性は先天的に備わっているとも世の中で言われているけど、それを受け入れると、僕が子供のために行う環境改善の楽しみを失うので、意識的に無視していきたい。

例えば、2人とも読書が好きで、本からいろいろ読んでネタを仕入れては、「問題です!」とか「それは〇○なんやで!」と教えてくる。
素晴らしい。

知識欲を育むサイクル

こういうサイクルで、「エッヘン!」経験をたくさん積んでいくことで、自信が形成されているのだろうと想像している。

次男の宿命(小さな成功の難しさ)

しかし実際、次男の環境づくりってちょっと難しかった。

彼の場合、1学年上の兄がいる。春生まれの兄と、早生まれのの弟。
学年差は「1」だが、月齢では2年弱の差があり、特に幼少期では差が大きかった。弟は長男を尊敬もしているようだし(現在のところは)。

兄弟ともに、幸いよく本を読むようになった。暇を見つけては読んでいる。
当初の想定ではそれで充分よかったはずだったんだけど、振り返ってみると、小さい頃からお兄ちゃんのおさがりの本を読んでいた。新しい本は兄が読み、しばらくしてから弟が再び読む。

この仕組みだと、弟が知識をひけらかす機会が十分得られない。

次男が、新しく得た知識を両親に向かって講義をしていると、横から「そうやで、○○なんやで」と兄も追撃する。兄に他意は無いが、弟にとっては「あ、お兄ちゃんも知ってたん」という経験になってしまい、披露する喜び(勉強楽しいと思える効果)は半減。

弟だけが知る知識を、どうやって自力で収集してもらうか。
そこを改善するべく、仕掛けを作りたい、と取り組んでいます。

対策① 本の種類を分散させる

要は、全ての情報を兄にかっさらわれないようにしたい。

どうしても読書量が増えてきて、難しい本を読み始めるので、借りる本が長い・厚い本が多くなっていく。

兄の読書意欲はすさまじいので、本棚で目に留まってしまうと、一心不乱に読み耽る。嗜好に沿った本ばかりになると、ちょっと勝ち目がない。テーマや、対象年齢をばらけさせて、興味が湧かない本を入れていくように(かつ、弟は手に取るように)したい。

対策② 読み切れない本を本棚に並べる

幸い、我が家からは、2つの図書館が利用できる。1つの図書館から2週間おきに約20冊借りられるから、最高で週20冊、本棚の本が入れ替わる。

「多勢に無勢」で、読めなかった本を発生させたい。

兄弟で読んだ本が異なると、それぞれ得る知識が変わってくる。お互いに知らない事を作って、お互いに教え合う(知識の披露)ことが出来れば、自分の得意分野が確立できるかもしれない。と考えた。

効果の確認

現在、兄は「空想科学読本」とか地学・化学系を好み、弟は小説と歴史(日本の歴史とか恐竜とか)と生物系を好んで読んでいる・・・。
対策の効果か、もともとの個性か、趣向が分化してきた。

しかし、小説では知識習得という狙っている効果が生まれないような気がするので、作戦は失敗している気もする。
まぁ、読書の楽しみを習得した彼は、生涯楽しめるだろう。

ま、いっか~


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