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巧遅拙速で生きていく。

こうちせっそく【巧遅拙速】
いくら上手でも遅いよりは、たとえ下手でも速いほうがよいということ。
「巧遅こうちは拙速せっそくに如しかず」の略。「巧」は、うまいさま。「拙」は、つたないさま。

Goo辞書より

あなたは大切にしている四字熟語があるだろうか。私は昔から“巧遅拙速”を大切にしている。
他人よりも優秀ではないから、他人よりも早めに動き出すことで私は今まで何とかしてきた。巧遅拙速はわかりやすく言えば、「完璧を目指すより早く終わらせろ」。ビジネスや学校でも使われそうな言葉だ。

これはある意味、「失敗をビビるな」と同義だ。例えば資料などを作る際に、早めに仕上げて納期よりだいぶ前に提出する。そして上司から忠告を受けてやり直したほうが出来がいいし評価も上がる。これは社会人にはよくある事ではないだろうか?

上司は部下にアドバイスをするのも仕事なので、拙くても速く仕事を終わらせたら上司も仕事が楽に出来るではないか。上司に「ここはこういうふうにしたほうがいいよ」など言われて、「はい。分かりました」という感じに。こっちのほうがコミュニケーション取れているから、お互い安心だ。

しかし一人でゆっくり丁寧に完璧を目指して、がんばって資料を作っても結局細かな修正や、やり直すべきところはある。さらに納期がギリギリだとお互いにストレスになり、関係も悪化するであろう。ゆっくりと秀でたものを作ろうとする人は、もしかしたら上司などからアドバイスされることが苦手なのかもしれない。


私は大学院においてもこの巧遅拙速を実践したい。大学院ではレポートや発表用のパワポのスライドなど、もちろん論文もそうだが期限付きで作成しなければならないものが多い。以前のnoteにも書いたが、私はずっとダメな人間のままである。だから人よりも努力するべきだと思っているのだ。

そういう人に、巧遅拙速という四字熟語はおすすめだ。「一生懸命作っても忠告や指導を人より多く受けるだろうから、せめて速く作ってたくさんアドバイスをもらって出来るだけいいものを作ろう」という考え方になる。
完璧を目指すより、成長をめざそう。そう思える四字熟語だ。

あなたには大切にしている四字熟語はありますか?

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