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睡眠は最強のアンチエイジング

あなたはよく眠れているだろうか?眠っていても、なんか疲れが取れない…そんな毎日を送っているのでは。「Good sleep」がグッスリの語源であることは有名な話だが、よく眠れているとは何だろう?


睡眠専門の資格

実は私は睡眠の専門家である。睡眠健康指導士上級指導者という資格をもっている。要するに眠れない人たちの強い味方だ。眠れないことにはだいたい理由があり、うまく眠るためにはテクニックがいる。それを今日は書こうと思う。

睡眠の極意① 【体温】

睡眠に体温は超重要だ。眠りにつく時に体の表面から熱が放散されて、深部体温が低下する。子供が眠くなった際に体温が上がるのもそれが理由だ。昼間の活動時に体温が上がると、夜はその反動で体温が下がりやすくなり眠りが深くなる。夜寝つきが悪い人や、浅い眠りの人は日中の軽い運動などで体温を上げてみてほしい。もちろん温泉やサウナも効果的だ。

睡眠の極意②  【15時の壁】

実は睡眠にとって、15時に壁があることをご存知だろうか?15時より前に寝ると昼寝になるが、それを過ぎると夜の睡眠になってしまう。つまり昼寝するなら14時くらいまでが鉄則なのだ。いい昼寝をすると午後の仕事や勉強などに効果的だ。しかし15時以降の昼寝は大きなデメリットがある。それは夜眠れなくなることだ。

介護施設などでは有名な話で15時から17時くらいまでの間 、入居者の方たちが眠らないように積極的に運動をさせたり日光浴をさせたりする。夜にしっかり寝てもらうためだ。社会人にもこれがもちろんあてはまる。15時以降は寝ない。これを大事にしてほしい。

睡眠の極意③  【呼吸】

上記の2つの極意はやった。さぁ、ベッドに入って眠ろう。あれ?なんか眠くならないな…そんなあなたは呼吸が浅いかもしれない。
眠る前のルーティーンとしてストレッチは効果的だ。ヨガなどでもいい。とにかく呼吸をしやすくするために胸郭や股関節、骨盤などを緩めた状態にしておく。
さらにベッドに寝ている時に、
息を吸って。(2秒くらい)

吐いて。(4秒くらい)

そのまま息を止めて。(5秒くらい)
この息を止めるのが大事。そうすると次の息を吸うときに大きく吸えるのだ。
これが眠っている時の呼吸リズムになるのでぜひ試してもらいたい。

睡眠のメリットはアンチエイジング

よく眠れているとは、すなわち起きた時の体のスッキリとした感覚だと思う。眠りの深さや呼吸、体温なども関係がある。意外と複雑な要素が絡み合っていい睡眠が出来上がるのだ。睡眠のメリットは多くあるが、私が考える1番のメリットはアンチエイジングだと思う。眠っている間は信じられないほどたくさんのホルモンが分泌される。それらの多くは眠っている間にしか分泌されない若返りホルモンだ。
ある意味、睡眠というのは毎日無料で行われる高級エステのようなものなのだ。
ぜひ皆さんもいい睡眠を。



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