プログラミング言語共通の知識(0)ーコードを書く前に
はじめに
本連載は未完成です。
本連載の内容は以下のようになる予定です。
・コードを書く前に(公開中)
・プログラミング言語ごとの違い
・主要言語の雛形
・表示と計算(公開中)
・表示
・四則演算
・剰余算
・計算の優先順位
・分岐(公開中)
・if文
・if-else文
・条件式の組み合わせ
・switch文
・ループ
・特殊な代入
・インクリメント/デクリメント
・for文
・while文
・関数/メソッド
・関数/メソッドとは
・引数
・戻り値
・再帰
プログラミング言語ごとの違いって何?
大きな違いで言えば「書き方」が違います。
例えば日本語や英語などの言語と似たような違いで、
日本語は「主語→目的語→動詞」で、英語は「主語→動詞→目的語」であるとか、
「星の輝き」「きらきら」「ピカピカ」のような表現の種類とか、
「もったいない」のようなその言語特有の言葉とか
言語ごとの単語数の違いとか、
そういう違いがプログラミング言語にもあります。
もちろんすべての言語で共通するところもあります。
本投稿ではその共通部分を「プログラミング言語共通の知識」とおき、「プログラミング言語の基礎」として説明していきます。
プログラムを試すならpaiza.ioだと無料でかつ楽に試せます。
※本投稿では各言語の環境設定の説明は行いません。
主要言語の雛形
言語によってプログラムが動く最低限の枠組みが異なります。
以下にプログラミング言語ごとの雛形を紹介します。
上記で紹介したpaiza.ioで試す人は、言語を選択すると自動で雛形が入りますので飛ばして構いません。
注:コード中の「//」や「#」はコメントといい、プログラムの実行には影響のない範囲となります。
言語によってコメントの種類が異なります。
C
#include<stdio.h>
int main(void) {
// ここから下に自分でプログラムを書く
// ここから上に自分でプログラムを書く
return 0;
}
C++
#include<iostream>
int main(void) {
// ここから下に自分でプログラムを書く
// ここから上に自分でプログラムを書く
return 0;
}
Java
public class Main {
public static void main(String[] args) {
// ここから下に自分でプログラムを書く
// ここから上に自分でプログラムを書く
}
}
PHP
<?php
// ここから下に自分でプログラムを書く
Ruby
# Rubyは雛形がありません。
# 1行目から書けます。
Python3
# Pythonは雛形がありません。
# 1行目から書けます。
JavaScript
// JavaScriptは雛形がありません。
// 1行目から書けます。
表示
各言語に画面に表示させるための命令があります。
(厳密には命令とは言わないけど。)
上の雛形と一緒に合わせてコードを入れてください。
C
printf("Hello, World!!\n");
C++
std::cout << "Hello, World!!" << std::endl;
Java
System.out.println("Hello, World!!");
PHP
echo "Hello, World!!\n";
Ruby
puts "Hello, World!!"
Python3
print("Hello, World!!")
JavaScript
console.log("Hello, World!!");
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