それでも未来は、いずれにしろ過去に勝る

このフレーズにピントきたとしたら、あなたは相当なSF小説マニアかも知れない。

SF小説界の巨匠ハインライン著「夏への扉」の最後に出てくる、主人公が語る言葉である。

コールドスリープ(人間冷凍による未来への生命保存)、時間旅行などがテーマの、SF小説であり、おそらく様々なSF小説ランキングで上位に入る小説である。

このコロナ時代、最先端科学が作る見せかけの現実が情報弱者を騙し、巨大企業と手を結んだ奴隷的国家権力が全体主義を実現しようとする現実を目の当たりにした今、未来への希望や期待が薄れてしまっているのではないかと私は感じている。

そこで「それでも未来は、いずれにしろ過去に勝る」というフレーズが、とても新鮮だった。こんな時代でも、そう思うようになりたいと思うのである。

未来が過去に勝るかどうか、これを決めるのは、他でもない自分自身だ。未来のために、希望の種を見出しながら、生きていこうよ。


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