まじめな権威者が利用され、社会は壊れていく。一般ピープルの戦い方は?

看護界の権威が、コロナ感染から家族を守るために家庭内テントをテレビの電波を使っておすすめしているという、ギャグかと思うような現実がある。子供がコロナで弱っている時、その子を守るべき親は、テントで防衛せよというのか。規制をなくした海外の国々と比較すると、日本は別の惑星なのかもしれないという感覚になる。

その道の権威として、メディアから出される「お題」に対して、一生懸命答えようとして、そのような「しげりすぎ」な回答を、出してしまうのだろう。ある意味、真面目な人であり、きっちり仕事をする人だから、権威になったとも考察できる。

そこで、デジャブに襲われるのだ。外でランニングするときもマスクをしようと、公共の電波で宣伝していたノーベル賞学者のことを。死んだサバのような目をして、原稿を読み上げるあの姿は、哀れであった。

ここに見られる現象は、「権威が利用され、社会が壊されていく」ということである。その権威者自身は、そのことに関して、身悶えするような自問自答を繰り返しているのかもしれないし、していないのかもしれない。

大事なことは、一般人はどう行動すればよいのか、ということである。

それは、非常に簡単なことである。たとえば、マスクは生物学的にも社会的にも有害だと思うなら、マスクをせずに生活すればよい。自然にコロナウイルスに感染するのが安全だし、子供はそうあるべきだと思うなら、過剰な対策はせず、ワクチンも打たず、茶番のような検査は拒否すればよい。お金も、仲間も要らない。あなたの頭の中のスイッチを、ちょっとひねってモードチェンジするだけ。

たった一人で実行可能なことを、実行しない国民が大多数ならば、権威を利用した圧倒的な全体主義の前に、我々は奴隷になるしかなくなってしまうだろう。権威がない者は、泥臭く戦うしかないのだ。権威に対して逆の勢力の権威を引っ張るという他力本願は、事態を改善しない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?