見出し画像

【育児】娘の5歳の誕生日を今日に迎えて。愛しの娘へ母からのラブレター

今から5年前。
深夜2時頃に寝ていた私はお腹の痛みが強くなり目を覚ます。
我慢できそうで、できない。
ちょっと痛みが強いみたい。

深夜2時だから
夫は寝ていたけれど、すぐに起こして
もしかしたら陣痛が始まったと伝えると飛び起きて
背中をさすり、病院に電話してくれた。

余談だが、入院中眉毛を描く事ができないだろうと、眉ティントをして寝たのが前の晩。
イモトアヤコさんのような濃い眉毛で陣痛が始まったのは、いまでも夫は笑う。
そして、陣痛の合間にティントを剥がして
鼻の下につけて髭〜とか言って遊んでは、陣痛の痛みでうなされる、なんて緩い始まりだった。

私はお尻が大きくてコンプレックスだったけれど、
子供を産むのには安産型らしく、
病院に行って初産で7時間半で生まれた。
ちなみに、無痛分娩。
全く痛く無い出産だった。

娘はまず最初に夫が抱いた。
その次に私の母。
私は怖くて抱きしめる事ができず、
指を絡めるだけで
保育器にはいってしまった。
今思う後悔は、あの時少しの時間でも抱きしめておけばよかったとおもう。

その後は夫も育児参加を必死でして
夫婦2人とたまにバァバでみんなで育てた。

深夜のミルクは私の愛しの推しのライブを観ながら
夜な夜なミルクを飲ませていた事がひどく懐かしい。
孤独を感じる時の推しの存在はひどく心強いのだ。

たくさんのマイナートラブルは悩んだけど、
なんだかあっという間に5歳になってしまった.

私はひどく冷酷な人間だと思っているが、
何故か娘は心が優しい。

昨今のニュースを見ては子供の犠牲に心を痛めてるし、
保育園で小さい子に優しくできている
家に飾っている花の花びらが落ちると
拾い集め可哀想だと愛でるのだ。
私の体調が悪い時は、私の痛いところをさすり
湯船を洗ってお湯を沸かしてくれた事もある(沸いたお風呂には洗剤が浮いていたが、その気持ちが何より嬉しい)

小受のためのお勉強も毎日頑張り、週末は塾、平日は保育園の過酷な生活も、持ち前の向上心と努力で、笑顔で楽しく過ごしている様子。

ホントに自分が産んだのか?とおもうほど
活発、利発、賢く。
夫の血が濃いのかと思う。
なんせ私はその正反対にいる人間だから。

娘とはなんと愛おしいのか。

可愛い可愛い可愛い可愛い
何度1日に伝えても足りない。
大好きと100回は言っているだろう
そして、大好きだよと言ってくれる。
こんな幸せなことは
他にない。

抱っこしてとせがまれたらすぐにする。
脳内のオキシトシンが抱っこをするとたくさん排出され、幸せを感じると聞いてからは
必ずする。

娘が幸せならそれでいい
娘が楽しければそれでいい。

パパからもママからもバァバからもジジからも
愛されて愛されて愛されて
5歳になった。
いよいよ保育園の年長さん。

大丈夫。君は立派なお姉さん。
そして、心優しく、笑顔の可愛いお姉さん。

ママはあなたが誇らしい。

願わくば、自分を大切にしてほしい。
しかし、冒険も是非してほしい。
女の子だからと言う枠に囚われず
どんどんママやパパから羽ばたいてもいい。
好きなことを好きなだけやってほしい。
困った時は必ずママがいる。

どっぷり恋愛にハマってもいい
夜の仕事なんてものしてもいいかもしれない(世界が広がるからね)
逆に勉強に明け暮れてもいい
何をしてもいい。

ただ一つ
その笑顔を忘れないで。

あなたを抱きしめる時の
柔らかく温かい(重い)感触を
母は、絶対に忘れない。

これからますますお姉さんになる。自我が強くなる。
母は寂しくもあり
1番の拠り所でありたいと
精進していく所存

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?