ほぼ日20周年の記事を読んで②


ふだん、自分たちが「板子一枚下は地獄だ」って思ってやってるぶん、ぎりぎりのところでがんばってる人を、自分のことのように手伝いたくなるんでしょうね。

仕事でも頑張っている人を応援したくなるのはありますね。
誰かを応援できるような仕事の余力を作れるかは、大事ですね。

いってしまえば、ほぼ日というのは、なくなると生活が成り立たないぞ、というものではないんです。必須アミノ酸じゃなくて、ビタミン剤みたいなものだと思うんですよね。だから、「要らない」って言われたらまったく仕事は成り立たない。そして、そうなってしまう可能性だって大いにある。

生活に必須ではないけど、必要なものもありますね。

やっぱり、外に出て行ったのは、「自分たちがどう生きていくか」というのを、ものすごく真剣に探そうとしていたからだと思います。東日本大震災をきっかけにして、ほぼ日はそれを真剣に考えはじめた。

自分たちの在り方を考える時に、外に出るというのは参考になりました。客観的に自分を見ることができそうです。

やっぱり、企画も、会社も、遠景が見えているほうがいいんです。そういう意味では、ここ数年でぼくらは「ほら、見てください」といえるような遠景を、ようやく自分たちでつくれるようになった。

仕事をするときに、単発で何かをするよりも、その背景にどんな考え方で何をするのかも大事ですね。

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