都内が子育てに向かないのは本当か?

東京から転出する子育て世帯が増えているそうです。

以下の記事では、子育て世帯の東京から各県への流出状況が説明されています。子育て世帯が流出する理由を、待機児童の数が多いことや、物件価格の高騰としています。

一方で、できるなら、東京都内に住みたいと考える人も子育て世帯には多いのではと推察しています。特に、東京都内に職場がある場合は、郊外に住むと自ずと通勤時間が増えてしまいます。

東京都内で子育てしやすい区・駅はどこなのかを自分なりに考えてみました。
結論としては、複数路線が走るターミナル駅に隣接する駅、かなと思います。

子育て世帯のニーズは以下かと思います。

  • 通勤や帰省、お出かけのためのアクセスがいい

  • 徒歩圏内でなるべく用事が完結する、それなりに大きて機能がそろっている街

  • 保育、学校の環境が整っている

池袋周辺だと、板橋・大塚あたり。
新宿周辺だと、中野・高円寺あたり。
渋谷周辺だと、池尻大橋・三軒茶屋あたり。
東京周辺だと、八丁堀・門前仲町あたり。
品川周辺だと、品川シーサイド・新馬場あたり。
上野周辺だと、入谷・三ノ輪あたり。
北千住周辺だと、牛田・西新井あたり。

こう考えると、アクセスが良く住みやすい住く、物件価格もそこそこ抑えられる街が意外とあるように思います。

上記は下町エリアと呼ばれるところが多いと思います。マンションと下町が入り混じっていますが、今後マンションが徐々に増えていくのではないでしょうか。

新築も中古の物件価格は上がり続けているので、世帯年収もそれなりに必要です。

金利のある世界で長期の住宅ローンを組むのは個人的は控えた方が良いと考えています。
以下の記事が大変参考になりました。

住宅費にお金を使うよりも、ガンガン自分に投資して収入を上げて行った方が良いのかなと。

「一般論でいうと、現在のこの金利情勢や日本の成長率を客観的に考えれば、お金を増やそうと金融投資をするよりも、好きな分野を追求すること、すなわち自己投資のほうが先々のリターンが大きくなる可能性が高いと思うのです。こんなことをいつも話しているので、『出口さんは金融機関の敵ですよ』と冗談でいわれているんですよ」

住宅を買わないと損、という発想から抜け出せると、お金と時間の自由度が上がって人生の選択肢が増やせるのかなと思います。

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