「好きなことを仕事にする」の好きなことって?考えるときのポイント
「好きなことを仕事にする」に憧れて、すごく模索していた時期がありました。
「仕事につながる好きなことなんてない…」と思っていました💭
飽きっぽくて、これといった趣味もない私の好きなことは、到底仕事にならなそうなことばかり😂
それでも、どうしても好きなことを仕事にしたいと思った私は、なんとか仕事になりそうな好きなことを探します。
当時事務の仕事をしていた私は、仕事にやりがいを感じられなくて、少しでも自分が楽しいと思える仕事がしたくて、現状を変えたい一心でした。
迷走した日々
とりあえず思いついたことは試して、仕事にできないかと考えました。
整理収納アドバイザーになる?
昔からきれい好きで整理整頓が得意だったことと、近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」を読んだ影響で、整理収納アドバイザーの勉強を始めます。
これなら自分の得意なことだし、仕事にできそう!と思ったものの、勉強しているうちに「別に他人の家の整理整頓はしたくないな」と気づいて、やめました。
ウェディングプランナーになる?
またまた本の影響です。
山川咲さんの「幸せをつくるシゴト」を読み、今度は「結婚式のプランナーって素敵!ウェディングプランナーとかいいかも?」と考えます。
早速ブライダルの専門学校の資料を取り寄せて、いろいろ調べてみたのですが「そもそも私自身が結婚式に憧れがないな」と気づき、またやめます。
とりあえず試してみた
私は「好きなこと」「やりたいこと」が明確にあるタイプじゃなかったので、少しでも興味を持ったものや楽しそうだなと思ったものは「仕事にできないかな?」と考えました。
そして考えるだけでなく、とりあえず調べたり、試せるものは試していました。
きっと周りから見たら「すごく迷走してるな」という感じだったと思います。
でも、毎日頭の中でモヤモヤと悩むだけだったときに比べて、行動を起こしているときは、とてもいい気持ちでした!
Webデザイナーになる?
そんななか、当時の事務の仕事の中でも「資料を作るのは嫌じゃないな」という理由から、Webデザイナーを目指すことにしました。(今思うと安易です)
パソコンで仕事をしたかったし、フリーランスに憧れもあったので、Webデザインを知ったとき「これだ!」と思いました。
すぐにWebデザインを体験できるところを探して、スクールに申し込みました。
実際にやってみて、やっぱり楽しかったので「これしかない!」とすぐに転職活動をしました。
そして、Web制作会社に転職して、フリーランスになり、今に至ります。
もう一段階、掘り下げてみる
当時の私は「手当たり次第、思いついたものを試す」という方法をとりました。
今だったら、好きなことを仕事にしたいと考えたとき、もう一段階掘り下げて考えてみると思います。
例えば、資料作成が好きだなと思ったら「資料作成の何が好きなのか?」を考えます。
ざっと考えるだけでも、これくらい分解できます。
当時「資料作成が好き→見た目を作るのが好き」だと思った私は、Webデザイナーを目指しました。
でも、デザインの仕事をしていくうちに、サイトの見た目の表現よりも、どんなコンテンツを入れるか?どんなコピーを入れるか?そういったことを考えるほうが楽しいし、好きだということに気づきました。
今なら分かるのですが、私が資料作成で好きだったことは、見た目の表現ではなく、構成やテキストを考えることだったんです。
こんな感じで、好きだと思うことをもう一歩踏み込んで分解して考えてみると、仕事につながるヒントが見えるかもしれないです。
【まとめ】要素を分解しよう!
「好きなことを仕事にする」「やりたいことを仕事にする」って憧れますが、以前の私のように、難しさを感じる人も多いのではと思います。
それは、好きなことをそのままストレートに仕事にしようとするから難しいのかなと思います。
私が整理整頓が好きな理由は「ごちゃごちゃしたものを、誰が見ても分かりやすくまとめる作業が好きだから」です。
そのため、家の整理整頓じゃなくても、情報を整理するような仕事も得意だし楽しくできます。
ポイントは、もう一歩踏み込んで「好きなこと」のどんな要素が好きなのかを分解してみることです💡
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