全ての物事が上手くいく方法について(発信する~前半戦~)
1.前回のおさらい
前回の記事にて、コミュニケーション能力さえ身につけば全ての物事が上手くいくと紹介しました。
そして、記事内で「コミュニケーション」の定義を行いました。
今回は、前回取り上げたコミュニケーションの定義の中の「発信する」について、その難しさをお伝えしたいと思います。
2.正しい「発信」の難しさ
正しい「発信」を学ぶには、まずは
正しい「発信」が、いかに難しいかを理解する必要があります。
まずは問題です。
次の二つの文章は、どちらも信号機の色の説明をしています。
どちらが正しいでしょうか。
<説明A>
青=進め
黄色=止まれ
赤=止まれ
<説明B>
青=進むことができる
黄色=停止位置を越えて進行してはならない
赤=止まれ
※青でも障害物や歩行者が居たら進んではならないため、「進むことができる」と表現。
さあ、どっちが正しいでしょうか。
レッツ シンキングタイム!!
さぁどうでしょう。
正解は・・・・
<どちらも正解でありどちらも不正解である。>
でしたー!
どうです?うざいでしょ。(笑)
なぜどっちも正解であり不正解であるのか。次の章で説明しますね!
3.絶対の正解なんて無いんです。
上の問題の説明A/Bについて、それぞれ考えてみましょう。
説明Aはわかりやすいですね。
色ごとにやることがはっきりしています。
小さい子に初めて信号機のルールを教える場合は、説明Aのような説明が望ましいでしょう。
初めて子供に信号機のルールを教えるときに
「黄色になったら停止位置を超えて進んではならないよ!」って教えないですよね。そもそも停止位置の説明も必要になりますしね。笑
説明Bは若干交通法をわかりやすい日本語に変更した内容です。
運転免許の試験に臨む人のが必要な理解を促す場合は、説明Bのような説明が望ましいでしょう。
説明Aで覚えていると、「青=進め」と理解していると「ひっかけ問題」にまんまと引っかかりますね。
どうでしょうか。どっちも場合によっては正しいし、場合によっては正しくないと思えてきました?
4.正しい発信をするために
「発信」には、正解がないことはわかっていただけたと思います。
正解がない中で、
「なんの情報をどのような手段で、どの範囲でどの粒度で伝えるか。」
これを考えて、実行することこそが、僕の考える「正しく発信する」という事です。
「結局「正解がない」とか言って逃げているだけじゃないか!」
「そんなことできたらそりゃ上手くいくわ!できないから困ってるんだろがい!」
という人もいるでしょう。
まぁ焦らないでください。今回は難しさを説明する章なので。
次回、どんな人でも、「ある程度のレベルで」自分なりの正解にたどり着ける方法を、伝授します!
次回、「全ての物事が上手くいく方法について(発信する~後半戦~)」
お楽しみにー!(時間あるときに執筆するので予定は未定だよ!)
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