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560冊分のサインが、なんと50分で完成…!直木賞作家・今村翔吾さん、驚異の速書きでした

8月30日、直木賞作家・今村翔吾さんの新刊『教養としての歴史小説』が弊社・ダイヤモンド社より発売になりました。数千冊の歴史小説を読破した「歴史小説マニア」の今村さんが、歴史小説を第一世代~第七世代に分類して解説するほか、さまざまな楽しみ方や活用法を伝授してくれる1冊です。

歴史小説の妙手である作家さんみずから、100年超にわたる歴史小説の歩みを案内してくれる本なんて、楽しみすぎる!! ということで、書店さんからもサイン本の要望をたくさん頂戴しました。
こちらは8月某日、今村さんに弊社へお立ち寄りいただき、刷り上がったばかりの見本にサインを入れていただいたときの写真。

その数、なんと560冊‥‥。ドーーーン!!!と容赦なく並べられております。

サイン前、楽しそうな今村先生

まず、何色のペンで書いていただくか確認。
黒い見返し(本の表紙裏に貼ってある紙)に映えるよう、白とシルバーのペンが用意してありましたが、試し書きのすえシルバーに決定。黒い紙、シルバーのサイン文字、赤い落款のコントラストがきれいです(↓)。

画面上だと、文字のシルバー感が今一つ伝わらずに口惜しい…

「よし!」と椅子に掛けた今村先生、気合十分。
すかさずサッとスマホを取り出すマネージャーFさん。よく見ると、ストップウォッチ機能にしてあります。大量にサインされる際は、これがあったほうが順調に進むそうです。

「では、いきます。スタート!」
Fさんの掛け声で、サイン入れはスタート。担当編集Sが本を開いて今村先生の前にスッと差し出すと、今村先生が秒でサイン入れ。右隣にパスすると、マネージャーFさんが落款を押す。そのまた右隣にいる弊社の営業担当が、半紙を挟んで積み上げていきます。

時間との戦いがスタート

今村先生、雑談をしながら我々を和ませてくださりつつ、手が止まることはありません。スタートから30分、250冊を書き終えたところで、いったん休憩。

「まあまあ良いペースやな」

5分ほどの休憩を挟んで、再びストップウォッチを再開。

・・・・・(黙々と作業は続く)

サインを書き進めながらも、今村先生のトークは軽快

快調にサイン入れは進んで、なんと後半のほうがスピードアップ。合計約50分で560冊終了したのでした。書き慣れておられるとはいえ、驚異です。

『教養としての歴史小説』は大好評発売中です! ぜひご一読ください。

今村先生ご登壇!9/14セミナー開催

9/14(木)は、「直木賞作家・今村翔吾さんと語りつくす!仕事と人生に効く「歴史小説」の楽しみ方セミナー」を開催! リアル会場(@東京・原宿ダイヤモンド社)ではご講演後にサイン会も開催します(※)。
※オンライン配信参加券も、サイン入り新刊『教養としての歴史小説』付です。

今村先生と歴史小説について直接お話しできる貴重な機会ですので、今村先生ファンの方や歴史好きな方はぜひチェックしてみてください。先生のサインの速書きもご覧になれます(笑)。