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自慢の気象写真(10/11~10/17紹介分)

いつもお世話になっております。ダイヤモンド社『気象のはなし』制作スタッフです。

今週も、先読みキャンペーンの際に皆さんからいただいた「自慢の気象写真」を、荒木健太郎先生からのコメントつきで、ご紹介させていただきたいと思います。(お写真は、荒木先生のXで10/11~10/17に掲載済のものをピックアップしております。)

22度ハロと幻日環! 太陽を中心に現れる光の輪、ハロに加えて、天頂を中心に太陽と同じ高さに360度現れる幻日環が見えています。幻日環は氷の結晶による光の反射だけで発生するため、白く光っています。まるで空の宝石の指輪のよう。 みよさん(Xアカウント:@pu_pou_ree)撮影
穴あき雲! 上層に広がる過冷却雲粒の巻積雲内で氷晶が発生、その氷晶の成長に水蒸気が使われて足りなくなった水蒸気を補うために液相の雲粒が蒸発して穴が開いたものです。穴の中の氷晶が成長しています。時間変化の大きそうな雲。 seesawさん(Xアカウント:@araseesaw)撮影
とても美しい環水平アーク! 一見すると彩雲のようですが、色の並びが上から下に向かって赤から紫と変化しています。ハロやアークは必ず太陽側が赤の色の並びになっていることから、環水平アークと見分けられます。素敵な空の虹色です。 くみちょーさん撮影
めっちゃ綺麗な環天頂アーク! 上空の氷晶で太陽光が屈折して生まれる虹色で、腕を真っ直ぐ空に伸ばしたときに太陽から手のひら2つぶん上にできる虹色です。逆さ虹とも呼ばれます。青空背景で氷晶が消えゆくなかで現れたものぽい。美しいです。 海老沢左知子さん撮影
大きく広がるかなとこ雲! 雄大積雲がさらに発達し、雲が発達できる限界の高さまで達して積乱雲となり、それ以上は上にはいけずに横に広がるようになってできたもの。積乱雲の一部です。自然の壮大さを感じる1枚です。 大平小百合さん(Xアカウント:@chibineko121)撮影
焼け色の少しだけ残る夜空。 地球照もはっきり見える月の輝く空の低いところに、少しだけ暖色の空の色が残り、大気重力波を可視化してややうねっているような雲も見えます。台風後の空とのことで、上空に乾燥空気が流入してそう。綺麗。 cicaoさん(@cicao_cj)撮影
東京レンズ雲! 都心の上空にいくつものレンズ雲が現れています。上空の風が強く、天気が崩れていきそうな雰囲気を醸しています。レンズ雲の姿も多彩で、UFOとかソフトクリームみたいにも見えますね。皆さんは何に見えますか? 柴本愛沙さん(@aisa_shibamoto)撮影


たくさんのお写真、ありがとうございました!