夢日記ばかりだな。

目の前に2歳ぐらいの女児がいる。セロテープと紙箱で何かを作っているが、いじっているうちにぐしゃぐしゃになってしまった。
女児が大声で泣き始めると、30代ぐらいの夫婦が駆けつけてきた。
「お前！うちの子に何をした！」
何もしていないと言うと
「今から警察呼んでやる！」
だから何もしていないと弁解するも、聞く耳を持たない。
そのうち騒ぎを聞きつけた周辺住民らしき野次馬が集まってきて、私を口々に罵る。
「子どもを泣かせるなんて、ひどいわねぇ。醜いのは顔だけにしなさいよ」
「その子に近づくなブス！死ね！」
「お前頭おかしいだろ？社会のゴミ！」…
散々な言われようだ。救いを求めるように、目の前の女児に
「私、何もしていないよね？あなたが遊んでて、それが壊れたから泣いたんよね？」
と言っても2歳に言葉なんて通じない。私を恨めしく睨みつけ、母親らしき女のもとへ逃げていった。
「子どものせいにするのか！クズ！お前が何かしたんだろう！」
と女に言われる。
多勢に無勢、何を言っても無駄だ。
もう話にならないのでその場から立ち去ろうとすると、肩を思いっきり殴られた。
それから一斉にボコボコにされる。
リンチされている間中、私はずっと何もしていない、知らないと叫んでいた。
自分の叫び声で目が覚めた。

小学生の時に、「この人に足を引っ掛けてコケさせられましたー！」と終わりの会で言われ、途端にクラス全員から罵倒されたのを思い出した。
私はもちろん身に覚えはない。もともといじめられていたが、そのいじめが翌日からエスカレートしただけだった。
あの時の状況と同じだ。

「私は子供が嫌いだ」という歌があったが、私も嫌いである。
残酷で傲慢で狡猾。自分が子供だったからまざまざとその現実を見てきた。その親も嫌いだ。こっそりTwitterの反出生主義アカウントを閲覧しては、心のなかでいいねを百回ぐらい押している。

そういえば、子宮筋腫の手術をだいたい一年前にした。
当時も子供は要らないが子宮摘出は迷っていた。もし再発したら、摘出してしまおう。
こんな世界に自分の子孫を残そうなんてよく思うわ。少なくとも、私は生まれて来なければよかった。なにが「独身税を取れ」だよ。どこまで図々しいんだ子持ち様は。

生まれて来なければ、いじめに遭うことも辛い思いをすることも、病気、経済苦、自殺未遂、全て避けられた。
今すぐ跡形もなく消えてしまいたい。