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革の上で書く心地良さをいつでもどこでも「dünn DN本革下敷き」

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「こちらのサインをお願いします。」

あるホテルのフロントでコンシェルジュの方に促され、宿泊者の情報が記載された紙にサインをしたときのことです。

フロントに備えてあったボールペンを手に取り、サインをした瞬間、

「お、心地良い。」

と感じました。

やっぱりちょっと良いホテルは置いているボールペンも違うのかな?とボールペンを観察しましたが、特段変わったところはありませんでした。もちろんホテルのフロントに相応しい見た目の良いボールペンではありましたが。

その書き心地の良さの秘密は「紙の下」にあったのです。

そのホテルのフロントでは革のデスクマットが使われていました。革の上で書くことがこんなにも気持ちが良いのかと気がついた瞬間でした。

「革の上で書く心地良さをいつでもどこでも味わいたい!いつでもどこでも使うとなればデスクマットよりも下敷きの方が都合が良さそうだ。自分が使っている小さいノートと一緒に毎日使える革の下敷きが欲しい!」

そう思っていくつか検索して調べたものの、そもそも革の下敷きがほとんど販売されていません。革を仕入れてちょうど良い大きさに切ってみてはどうかと試作品を作ってみましたが、下敷きにするには厚さと重さが課題になりました。

「どこかに薄くて軽い革の下敷きを作ってくれるところはないか・・・薄くて軽い革?・・・そういえば・・・」

ある。あったんです。薄い革を扱うことが得意なブランドが。それも身近なところに。

そのお相手はレザーブランドの「dünn」。過去にダイアログノートオリジナルの薄くて軽い革のカバーとケースを企画したパートナーです。

dünnのクリエイティブディレクターの荒川さんに相談したところ、「ちょっと余っている革でサンプル作ってみましょうか。」とありがたいお返事をいただきました。dünnの製品で扱っている薄さ0.5mmの「dünn wert leather」で作られた薄くて軽い下敷きはダイアログノートにぴったり。革の柔らかで気持ち良い書き心地はそのままに、ノートに挟んでもかさばることもなくノートと一緒に持ち歩くことができます。

サンプルが届いてすぐに製品化を決意しました。

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完成までには荒川さんと何度も意見交換を繰り返しました。ペンホルダーなどの機能を持たせるのかどうか、またロゴを入れる場所やその刻印方法は筆記の邪魔にならないようにできるのかどうか、角はどの程度丸くするのか、など細部にわたって調整を行いました。

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完成品を見ると薄くて小さなシンプルな一枚の革ではありますが、細部にまでとことんこだわって作った自信作です。どんな筆記具とも相性が良く、特にボールペンとの相性が抜群です。(柔らかいクッションのような役割を果たしてくれる下敷きなので、高い筆圧で筆記されますと紙が凸凹することがあります。)

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ぜひこの書き味を皆さんに楽しんでいただきたいと思います。公式のオンラインストアからお買い求めください。(dünn様のサイトでの販売はございません。)

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レザーブランドdünnとダイアログノートのあゆみ

<2019年>
ダイアログノートの本革ケース&カバーを作るクラウドファンディングに挑戦しました。

<2020年>
makuakeに挑戦したケースとカバーをダイアログノート限定カラー「ブラウン」で製作(現在は販売終了しています。)

dünnについてくわしくはこちら
https://dunnleather.com

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