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1つだけ優れているだけじゃレギュラーには不十分。 7月6日 Focus on Excellence 卓越性の追求

今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、今から60年前、僕が生まれた1964年に発刊された『創造する経営者』から。具体的には、手元の1964年版だと、第一部 企業を理解する > 第7章 知識あっての企業 > Ⅱ わが社がよく果たしうるのは何か 174〜177ページより。


本日 #7月6日  土曜日のテーマ:
#Focus_on_Excellence#卓越性に集点を合わせる
#卓越性の追求

今日の金言:
#わが社に特有の知識は何か

今日のACTION POINT:
#あなたの組織が卓越して行なうことのできることは何でしょうか
#そのことに焦点を合わせてください

 いかなる組織といえども、多くの分野において卓越することはできない。しかし、1つの分野において卓越することはできる。成功するには、この1つの分野における卓越性に加えて、多くの分野において並以上でなければならない。

自分(社)が卓越していること、そこに焦点を絞ること、そして、他の分野は波以上にすること。それが成功の秘訣であると。

つまり、1点は卓越していれば成功できる、というのではない。
まずは1つ卓越すること。
その他は並以上であること。

という2つの条件をクリアする必要があるということです。

柱となるのは、何に卓越しているか、という点。ここがまず第一。
野球選手なら、まずは打撃。そこが卓越していること。
さらに、守備も上手い、走塁も並以上、となってはじめてレギュラーになれるわけです。

走攻守で高いレベルをキープできる選手が良い野球選手のように、例えば、料理屋さんならば、単に美味しい、だけでは不十分。

その他、設えが良い、とか、清潔である、とか、サービスも良い、とか、スタッフの笑顔もいい、というように複数のポイントで並以上をキープし続けることが必要というわけです。

あなたが卓越しているスキル、能力はなんでしょうか。
まずは得意なことを伸ばすこと。これが第一です。
次に、人付き合いや語学などビジネスパーソンとして他の部分も並以上にしておくこと。これらの能力についても手を抜かずにやっていきましょう。

良い週末を!

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