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決算書の数字だけに惑わされず、そこに記されていない、目に見えないものや測定できないものも意思決定には重要。 9月26日 Controls for Nonmeasurable Events データ化できないもの


おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

#9月26日  
#Controls_for_Nonmeasurable_Events
#データ化できないもの
今日のテキストは、昨日の続き。 
#マネジメント  39章 #管理手段と管理と経営者  1974年版では 下巻 201〜203ページより

#管理手段は測定可能な事象のみならず測定不能な事象についても必要である

 企業にも、他のいかなる組織体とも同様に、その重要な成果の中には測定し得ないものがある。測定し得ないものの1つが優れて有能な人材を惹きつけたり、退職を引き止める魅力。

何より、組織の「情熱」「熱量」。これは決算書には書けません。どんな起業や組織にも、創業者の想い、情熱があって、本人だけでなく、組織全体が、追い立てられるように、その想いの現実化に向かって行動している。

確かに、そういうのあるよな。
同じプロ球団や実業団でも、社風が違ってて、いつまでも居たい、と思うチームか、できれば移籍したい、ということを選手よりもファンの方が知っていたりする。どちらかいうと、強いチームの方が雰囲気はいいと聞く。広告業界で1位の会社と2位、3位、それ以下の会社と仕事した経験からすると、やっぱりそういうの感じましたね。

会社規模は2位、3位であっても、中にはキラリと光る人がいて、彼らは本当に凄い。そして、そういう人とガチンコでぶつかって、その仕事ぶりに感動すら覚えることもあります。そうなると、彼らはどこからかスカウトされて、他所へ移籍する。そういう業界の方が風通しはいいモンです。今日もやっていきましょう。


#データ化できないものを考えなければならない


 きわめて重要でありながら定量化できないものがある。人材を惹きつけ留めることができなければ、死に向かうよりほかないことは誰でも知っている。
 それは、前年度の利益よりも重要である。しかし、定量化することはもとより、定義することさえ困難である。とはいえ、把握不能ということはない。いたって明白である。データ化できないというだけにすぎない。
 データ化できないものを考えなければならない。データ化できないものについての配慮を忘れたデータ化は、組織を間違った方向へ導く。ところが、データ化に成功するほど、それらデータ化したものにとらわれる。したがって、優れたデータを手にしているように見えるほど、マネジメントが行なわれていない恐れがある。

(『マネジメント-課題・責任・実践』)


ACTION POINT
#重要な情報のうち#データ化できるものとできないもののリストをつくってください
#それぞれについて定量的分析とともに定性的分析を行なってください

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