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20年後にGEがこんなメタメタになるとは、お釈迦様でもドラッカー様でも気づかない。 12月12日 Business Not Financial Strategy 財務よりも事業


#12月12日  
#Business_Not_Financial_Strategy
#財務よりも事業

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。

データを元に、具体的な解決案を記した回は特に人気です。読者の方からのリクエストにも答えています。最近は、特に、感性の高い優れた女性経営者の方、癒しビジネスに携わる女性マーケッターの方々からご愛読頂いています。

「こういうのが知りたかった」という声も頂戴し、励みになっています。よかったらぜひお読みください。毎週木曜日にはFBにて読者との交流会も行なってますので、この機会にぜひご購読ください。今日もあなたが良くなりますように。

さて、今日のテーマ、GEといえば、「選択と集中」でGEを世界屈指の優良企業に育て上げた #カリスマ経営者#ジャック・ウェルチ 氏(1981年から2001年まで同社CEO)であり、ウェルチが信奉したコンサルタントといえば #ドラッカー

https://fortune.com/2017/06/12/john-flannery-ge-immelts/ より

ウェルチ時代のGEでは #リストラ#M &A、 #シックスマグマ 、などウェルチ氏の打つ手(=ドラッカーの助言?)は次々と当たり、20年に渡り業績も株価もGEは急成長。その好業績から日本の大企業がお手本にすべき、と絶賛され、SONYやダイエーはじめ、多くの上場企業がフォローしました。

しかし、ウェルチ氏の後任、ジェフリー・イメルト氏は、ウェルチ氏の拡大路線から事業「選択と集中」し、より効率よく成果を目指したところ、事業の取捨選択に失敗したのか、手元に残した事業がことごとく業績低迷で2017年退任。

同年8月に後を引き継いだヘルスケア出身のジョン・フラナラー氏も低迷を立て直せず、2018年6月にダウ平均から外れると、2018年8月、わずか就任1年で退任。

2018年9月からローレンス・カルプ氏がCEO就任するも、以降も下落続きに歯止めがかかりません。

https://web.archive.org/web/20211225183157/https://www.macrotrends.net/stocks/charts/GE/general-electric/revenue より

カルプ氏の元での経営も芳しくありません。

https://www.macrotrends.net/stocks/charts/GE/general-electric/revenue より

https://newspicks.com/news/1179385?ref=user_2100 ←によいしょコメントを残している人たちにとっては「黒歴史」でしょうね。

その崩壊をテーマに取材されたテキストが7月に発売されました。
こちら↓

版元のダイヤモンド社は、ドラッカーで儲けて、ドラッカー経営を信奉したウェルチで儲けて、そして、衰退するGEで儲けるという(笑)。まあ、なんというか。。。笑。冗談ですって。

果たして、カルプ氏によるV字回復はなるのでしょうか?

#何ごとにも掘り出し物はない
#せいぜいが値段並みである

 財務分析ではなく事業戦略にもとづく買収が成功する。買収のターゲットは事業戦略によって選ばれなければならない。さもなければ失敗する。失敗の典型がW・R・グレイスのCEO、ピーター・グレイスによる一連の買収だった。一流のアナリストを擁し、株価収益率から見て買い得の企業を買収していった。財務分析は完全だったが、事業戦略がなかった。
 その対極にあったものが、1981年から2001年にかけてジャック・ウェルチがCEOをつとめていたGEだった。とりわけ子会社GEキャピタルによる企業買収だった。証券会社買収の失敗もあったが、全体的には驚異的な成功率だった。そこには事業戦略があった。

(eラーニング教材『成功する企業買収』)

ACTION POINT
#あなたの組織がおこなった企業買収を1つあげてください
#それは#事業上#財務上いずれの理由による買収でしたか
#結果はどうだったでしょうか

事業戦略を持っていたウェルチCEOの事業拡大は成功したけれど、
事業戦略よりも財務を重視して分割・売却を繰り返したウェルチ氏後任のイメルト氏、フラナラー氏、カルプ氏らCEO達は失敗した、というわけではないでしょうが、カリスマ経営者の後を引き継いだ後継者はツラいですね。

ウェルチ後20年間の低迷をうわ回るバブル崩壊後の経済の低調といえば、わが日本経済です。せっかく日銀が低金利で資金供給を増やしても、財務省が増税してワヤにしてしまうのでどうしようもありません。そんな制度と経済成長を否定する行政の元で、日本企業は経営しなくてはならないのですから、どんだけハンデ背負って経営しなくちゃいけないんでしょうか。制度がどうあれ、千客万来、万福将来、商売繁盛、金運上昇で参りましょう!今週もよろしくです。


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