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病院・クリニック経営支援1〜「コロナで病院に患者が来ない」どうしたらいい?

お医者様から質問を受けました。「コロナで大変。うちに患者が来なくなってしまった、どうしたらいいですか?」


日頃より医療従事者の皆様方のご尽力に感謝申し上げます。コロナ禍で苦しいところを医療支援いただき本当にありがたく思っております。

今日は、知り合いの病院長先生から質問をいただきましたのでこちらのノートで返信申し上げ、少しでもお役に立てればと思っております。

さて、すでに10月も下旬。多くの地域ではもうコロナ落ち着いてますよね。なんで、今頃?って思うんだけど、まあ、来ないって言うんだから、来てないんでしょう。

基本のコロナ対策(空調・手洗い・マスク・待合室の私語の最小化など)をしていて、それを院内外にしっかりPRしている、という前提でご紹介しますね(これらをやっていない、できていても、院外にPRしていない、と言う医院さんはしっかりやってくださいね)。

釈迦に説法ですが、患者さんには2種類あります。外来と入院です。

で、外来をさらに2つに分けて、1)急性疾患の方、2)慢性疾患、と分けて、さらに3)入院の方、と私は3種類に分類してそれぞれ対策を考えるのですが、大枠で言うと、外来、入院問わず結論はほぼ同じです。

と言うのも、なぜその病院に通うかについては、すでに厚労省による調査レポートがありまして通院のきっかけはアンケート調査によって明らかになっています。

以下は平成29年の調査結果

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調査によれば、その意思決定に最も影響を及ぼすのは他院の「医師による推薦」です。つまりは、自院の周辺にあるクリニックさんからの紹介案件を増やす、と言うことです。

では、何をすべきか。院長が自院の地域連携室のスタッフさんと共に営業して回るってことです。日頃からお世話になってます。検査も入院も任せてもらえればよしなにしておきますんで、今後ともよろしく、と常日頃から紹介患者を得るための紹介活動を行うことが経営には最も大切です。

で、患者さんが来ない、と言う大半の病院さん、クリニックさんは、単純な話、この大切な紹介獲得活動を手抜きしています。やってないんですね。まずはこちらからやりましょう。簡単ですね〜シンプルですね〜そう言うやり方で、これまでも多くの医療機関さんの経営支援をして成功させてきました。

で、うまくいかなかったら、次の手をご紹介します。

やってみて、結果教えてください。ではまた〜!

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