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1939年当時、人々にできたのは望み祈ることだけだった。 4月12日 Fake Versus True Leaders 本物のリーダー

6時になりました。
おはようございます。

#4月12日  水曜日 庚子(かのえ・ね)の朝です。
今日の #ドラッカー #365の  金言テーマは、
#Fake_Versus_True_Leaders (偽物のリーダーvs本物のリーダー)
#本物のリーダー
です。

今日のACTION POINT

#現実を直視してください
#直面することを避けてきた脅威にはどのようなものがありますか
#それらの問題を解決するための計画を今日立ててください

営業の問題、在庫の問題、システムの問題、資金繰り問題、人材の問題など経営に課題は山積です。現実を直視して、課題解決のための計画を今日立てよう、とありますが、タイトルは、ニセモノのリーダーvs本物のリーダーです。

課題が山積する中ではあるが、あなたに、本物のリーダーたれ、というのが今日のドラッカーの金言でしょう。

タイトルのニセモノのリーダーとは誰か。そして、本物のリーダーは誰か。

 1939年当時、独裁主義・全体主義国家を代表するリーダーとして、ナチスドイツのヒトラー、ソ連のスターリンが健在。

 全体主義側のリーダーに対して、自由主義・民主主義側のリーダーは、英国にはナチスに妥協を続ける弱腰のチェンバレンと怠け者と言われた米国大統領ルーズベルトしか居ませんでした。それが、「1939年の欧州には、独裁者とニセモノのリーダーしか居なかった」というドラッカーの表現だと思います。

スターリン、ヒトラー、毛沢東の三人ほどカリスマ的なリーダーはいなかった。
だが彼らは、史上例のない悪行と苦痛をもたらした似非リーダーだった。
リーダーシップはカリスマ性に依存しない。
アイゼンハワー、マーシャル、トルーマンの3人は強力なリーダーだった。だがいずれも、爪の垢ほどのカリスマ性ももたなかった。

 彼が本物のリーダーとみたのは、カリスマ性など持たないけれど、実務能力に長けたリーダーです。英国のチャーチルであり、アイゼンハワー、マーシャル、トルーマンの米国の3人です。彼が英首相として表舞台に登場するのは1940年5月10日だからです。

 チャーチルは、全体主義は“大衆の絶望”を利用し、現状の社会を“否定”することで成り立つイデオロギーであると喝破した、とドラッカーの処女作『 #経済人の終わり 』を絶賛しました。

 大衆に恐怖や絶望を与えて、感情を操作・利用し、現状を否定するだけの政治家や企業リーダーが目立っているように感じています。あなたこそ、本物のリーダーの資質の持ち主です。カリスマ性よりも、実務性に目を向けていきましょう。今日も読んでくださって、ありがとうございます。今日も良い活躍を!


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