【実践マーケティング・ニュース】ヒットには理由がある〜映画「ワンピース フィルム レッド」、「すずめの戸締まり」

東映、歴代新記録を達成。
2022年、年間興行収入220億円を突破。

その主因は・・・・

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9605/tdnet/2209181/00.pdf より

8月6日に公開されるや、
興行収入180億円を超え、1316万人の動員。
歴代9位の興行成績を打ち立て
現在もヒット中、映画「 #ワンピースフィルムレッド 」。

映画「ワンピース フィルムレッド」がヒットしたおかげで、2期連続の営業赤字から150億の増収により黒字化を達成したとのこと。(同社決算レポートhttps://ssl4.eir-parts.net/doc/9605/tdnet/2209181/00.pdf より)


また、11月11日に全国420館(IMAX41館含む)で公開されると、
12月11日までの31日間で
観客動員636万人、
興行収入85億9000万円を突破。

新海作品No.1のロケットスタートから、
3週連続で週末動員ランキング第1位を獲得し、
世界199の国と地域での配給も決定したという
映画「 #すずめの戸締まり 」。

彼らが活用した #ヒットの法則 があります。
それは・・・

一般に以下のようなS字カーブを描くものと思っていましたが、

https://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlinksref/CrePS-Books/5-Mann-ICMM-2021/jMann-ICMM-4-SCurve-Jump-210211.html より

実際は、以下のようなグラフとなっています。

映画.com発表の週刊興行成績から著者グラフ化。

このようになっているのは、東映、東宝という興行会社さんが次のような戦略を実施しているからです。

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