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9月23日 Controls, Control, and Management データの意味


#9月23日  土曜日のお昼になりました。
今日の #収入を増やすための #ドラッカー #NOTEマガジン のテーマは、
#Controls , #Control , and #Management
#データの意味

例えば、コロナ禍が終焉し、外食や旅行などの業界ではお客が戻ってきた、と報道される一方で、今年に入り企業倒産件数が増えています。それもものすごい勢いで増加しています。

 倒産の増勢は鮮明で、2023年1-8月累計は5,560件に達し、10月には2022年の年間件数(6,428件)を超えることが確実になった。

 政府・財務省は「供給制約ができているところにいくらお金を注ぎ込んでも乗数効果は期待できず価格高騰を産むだけ」と考えています。だから「需要が旺盛だから、資金を絞ろう」と金利上げ、金融締め付け傾向の政策を行なっています。

そのため、ゼロゼロ融資の返済や過剰債務の解消に追われる資金不足の企業が増えています。そこに、インフレ・物価高、人手不足など需要増が重なるため、資金不足の企業がバタバタ倒産が増えているのです。これが2023年9月現在の経営を取り巻く環境です。

ここからさらに、失業、失職が増加すれば、社会不安につながり、政治の無策が批判され、内閣および自民党支持率が下がり、国民の怒りが倒閣につながるかも?そこに、百田新党(日本保守党)への期待が高まり、x(旧ツイッター)でのフォロワー数27万を超え、国内政党第一へと押し上げた。そんな状況に感じます。


これに対して、値上げで対抗する企業もあれば、値上げに踏み切れず、閉業を決めるお店もあるそうです。売り上げ減で収益悪化、というデータを前にどうマネジメントすべきか、あらゆるリーダーが困難を前に決断を迫られています。

#ドラッカー はこう記しています。

 収益悪化のデータは値上げを意味しない。売り上げ減のデータは値下げを意味しない。そもそもデータが示している事象に意味がないかもしれない。たとえ意味があったとしても、その意味がかわるとはかぎらない。

 Facebook、Google、X(旧ツイッター)といったSNSのプラットフォーム企業もこれまでとはビジネスが変わった動きをしています。不況時は、広告収入モデルでは立ち行かなくなるのが大きな要因で、各社、ダイレクト課金(サブスク等)や、経済圏構築に心血注いでいる。

 インフルエンサーとして活躍してきた人たちも、2020年以降収入が大きく落ち込んでいることを語っています。

つまり、SNSの意識も「今は不況期」という現状認識にある、ということです。

こういう現状認識があれば、「これからYouTuberだ」「TikTokで稼ごう」と市場参入しても苦労の割には得られるものは少ないだろう、という推測が得られます。

 そこで、ある中小企業は、このインフレ状況は続く、とみて、これまで扱ってきた余暇用のアイテムから生活必需品系のアイテムへとシフトしました。年に1〜2回の需要のビジネスから、リピート利用が見込めるアイテムに変えたことで新しいお客さんが定着しつつあるとのこと。

その先見性に驚かされます。

去年のテキストと #ドラッカー365の金言 テキスト↓

大きな経済の流れを見失うと、機会を失います。
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